映画『BAD LANDS　バッド・ランズ』あらすじ&キャスト情報・見どころは？

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姉弟が向かう先は“天国”か“地獄”か？予測不能のクライムサスペンスエンタテインメント！映画『BAD LANDS　バッド・ランズ』あらすじ&キャスト情報・見どころをまとめてご紹介！

第151回直木賞を受賞した作家・黒川博行による小説「勁草」を、『検察側の罪人』（2018）『関ヶ原』（2017）などの話題作を手掛けてきた原田眞人が実写映画化。安藤サクラと山田涼介が特殊詐欺を生業とする姉弟役を演じたクライムサスペンス『BAD LANDS　バッド・ランズ』。

本記事では、映画『BAD LANDS　バッド・ランズ』のあらすじ&キャスト情報、見どころをまとめてご紹介します。

『BAD LANDS　バッド・ランズ』（2023）あらすじ

＜持たざる者＞が＜持つ者＞から生きる糧を掠め取り生き延びてきたこの地で、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョー。二人はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出す……ただそれだけだったはずの二人に迫る様々な巨悪。果たして、ネリとジョーはこの＜危険な地＞から逃れられるのか。

『BAD LANDS　バッド・ランズ』キャスト情報

橋岡煉梨（ネリ）／安藤サクラ

矢代穣（ジョー）／山田涼介

その他キャスト

高城政司／生瀬勝久

曼荼羅（上松）／宇崎竜童

佐竹刑事／吉原光夫

日野班長／江口のりこ

林田／サリngROCK

新井ママ／天童よしみ

教授（宇佐美）／大場泰正

胡屋賢人／淵上泰史

スタッフ

◼︎監督・脚本・プロデュース：原田眞人

◼︎原作：黒川博行「勁草」（徳間文庫）

◼︎音楽：土屋玲子

主人公・橋岡煉梨（ネリ）は、特殊詐欺グループの名簿屋である高城のもとで受け子のリーダー・通称「三塁コーチ」をしながら生きている。自身も生活する「ふれあい荘」の住人たちを受け子として束ね、警察の張り込みにも目ざとく気付く“仕事”の徹底ぶりは高城からの信頼も厚い。物語は、刑務所から出所してきたばかりの弟・矢代穣（ジョー）がネリを訪ねてきたことにより大きく動き出していく。本作では、“血の繋がらない姉と弟”の共犯関係が、気の置けないようでいて完全には気を許せない絶妙な距離感として魅力的に描かれている。悪意渦巻く社会の裏側で交錯する＜持たざる者＞たちの視線の先にはなにが待ち構えているのか。緊迫感あふれる展開からは目が離せない。

本作で監督・脚本・プロデュースを務めるのは原田眞人。主演は『ある男』（2022）で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。原田監督作品には初参加となる。そして、ネリの弟・ジョー役は、『燃えよ剣』（2021）以来、二度目の原田監督作品参加となる山田涼介が務める。安藤と山田の初共演となる本作。“生きにくい世界を生き抜く美しさと強さ”を兼ね備えるネリと、異常な愛と衝動に狂うジョーを演じる二人の化学反応は見逃せない。さらに、幼い頃からネリのことを知る元ヤクザ・曼荼羅を宇崎竜童、特殊詐欺グループの名簿屋の顔を持つNPO法人理事長・高城を生瀬勝久、大阪府警で特殊詐欺の捜査をする刑事・佐竹を吉原光夫、特殊詐欺合同特別捜査班の班長・日野を江口のりこが演じる。

日本映画界を牽引するキャストとスタッフが集結した予測不能なクライムサスペンスエンタテインメント『BAD LANDS　バッド・ランズ』は、2023年9月29日（金）より全国ロードショー。是非、この機会にチェックしてみては？