不慮の事故によって長男を亡くしてしまった、とある一家に巻き起こる一連の恐怖を描いた韓国発のミステリー・ホラー『震える家族』。
アジア映画を紹介する「ASIAN MOVIE PULSE」では、2022年のアジア発ホラー映画ベスト15に『呪詛』『呪餐 悪魔の奴隷』などの作品と並びピックアップされ、本国・韓国での公開時にはベスト10に迫る勢いを見せた注目作である。
本記事では、映画『震える家族』の、あらすじ&キャスト情報・見どころをまとめてご紹介します。
映画『震える家族』(2022)あらすじ
牧師のソクホと妻のヒョヌは、教会で3人の子供たちと暮らしていた。夫妻にはもうひとりハンビョルという息子がいたが、池に落ちて溺れ死ぬという不慮の事故で亡くなっていた。その哀しみから逃れるかのように、新たにイサクという少年を養子として迎え入れることにする。施設からイサクを連れて家に戻るが、3人の子供たちは全く打ち解けなかった。イサクは病によって視力が低下しているのだが、時折誰かの姿が見えるとつぶやく。ソクホやヒョヌ、そして子供たちは何かに怯えるようにその方向に目を向けるが、そこには何も見えなかった…….。
映画『震える家族』キャスト情報一覧
ヒョヌ/パク・ヒョジュ
牧師の夫・ソクホと3人の子供達と共に、教会で暮らしている。不慮の事故で亡くなってしまった息子の死を悲しんでいる。
ソクホ/キム・ミンジェ
ヒョヌの夫で、牧師。
その他キャスト
スタッフ
◾︎監督:キム・ジニョン
映画『震える家族』見どころ
亡くなったはずの長男が出現したことにより、徐々に狂っていく家族の姿を描いた本作。解禁された予告編では、養子・イサクの衝撃的な発言が映される。不慮の事故で死んだはずの長男・ハンビョルが「自分は池に落とされた」と言っていたというのだ。
娘・ジュウンを疑う母・ヒョヌ、ヒョヌのせいだと糾弾する夫・ソクホ、疑心暗鬼になる家族の姿が痛烈に描かれている。「罪をそそぐ」ために養子を迎えた一家に巻き起こる惨劇とは? それぞれが抱える罪、息子の死の真相とは一体何なのか。不穏な空気の中、衝撃の結末に向けて加速する本作には最後まで目が離せない予感。
キャスト陣では、『ホテルレイク』(20)や『奴隷の島、消えた人々』(15)などのパク・ヒョジュが、妻・ヒョヌ役を、『新感染半島 ファイナル・ステージ』(20)のキム・ミンジェが、牧師の夫・ソクホ役をそれぞれ演じる。
恐怖と贖罪の輪廻が渦巻く、韓国発のミステリー・ホラー『震える家族』は、2023年11月10日より劇場公開。
映画『震える家族』作品情報
◾︎原題/英題:미혹/The Other Child
◾︎上映日:2023年11月10日(金)
◾︎上映時間:114分
◾︎製作国:韓国
◾︎原題:미혹/英題:The Other Child
◾︎ジャンル:ホラー、ミステリー
◾︎配給:「震える家族」上映委員会
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※2023年10月30日時点の情報です。
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