都市伝説いくつ知ってる?「きさらぎ駅」「スレンダーマン」etc. 噂をもとにしたホラー映画6選!

都市伝説をテーマの映画を6作ピックアップ。日本から海外まで、様々な恐ろしい噂を映像で楽しめます。

電車の中でふと目覚めたら、聞き覚えのない駅にいた……なんて経験はありますか? 今記事では都市伝説を題材にした映画を6作ピックアップ。日本から海外まで、様々な恐ろしい噂が集まってきました。あなたはこの都市伝説、信じる? 信じない?

「きさらぎ駅」「スレンダーマン」etc. 都市伝説、いくつ知ってる?噂をもとにしたホラー映画6選!

きさらぎ駅』(2022)

あらすじ:大学で民俗学を学ぶ女子大生の堤春奈(恒松祐里)は、ネットの都市伝説「きさらぎ駅」を卒業論文の題材に決める。「きさらぎ駅」の投稿者『はすみ』とされていた葉山純子(佐藤江梨子)という女性の存在を知り、コンタクトに成功。この出会いが春奈の運命を大きく狂わせてゆくことになる。

解説:ネット都市伝説として有名な「きさらぎ駅」の映像化作品。2004年、ネットの大型掲示板に「はすみ」と名乗る女性が、存在しない「きさらぎ駅」に辿り着いた体験をリアルタイムに投稿し話題となった。はすみは不審な人物の車に乗ったと報告したきり書き込みは止まり、彼女の書き込みについて様々な意見が交わされている。監督は『トモダチゲーム 劇場版』(17)、『真・鮫島事件』(20)の永江二朗。

リゾートバイト』(2023)

あらすじ:内田桜(伊原六花)は幼馴染で同じ大学に通う真中聡(藤原大祐)と華村希美(秋田汐梨)と共に、 旅行を兼ねてとある島の旅館で募集されていたリゾートバイトへ向かう。 桜たちはバイトの合間に、 あることがきっかけで旅館に隠された秘密を知ることになる。 それを境に桜たちの周囲では不穏な出来事が発生し始める……。

解説:投稿サイトや大型掲示板に投稿され人気になった「リゾートバイト」。アルバイトで訪れたひと夏の出来事が語られる。“あるもの”から身を守る主人公たちの恐ろしすぎる体験にネット都市伝説として今も語り継がれている。これまで謎に包まれていた投稿者「日向麦」の協力を得て、『きさらぎ駅』の永江二朗が実写化した。

犬鳴村』(2020)

あらすじ:SNSや動画サイト上で恐怖の声が絶えない九州屈指の心霊スポット・旧犬鳴トンネル。 その近くには日本政府の統治が及ばない集落“犬鳴村”があり、そこに立ち入った者は決して戻れないという都市伝説がある。果たしてこれは単なる都市伝説なのか、真実なのか……。

解説:日本最恐の心霊スポットとして知られる旧犬鳴トンネルにまつわる都市伝説をもとに、『呪怨』(02)の清水崇監督によって制作された作品。かつて旧犬鳴トンネルの先に犬鳴村があり、近くに恐ろしい文言の立て看板があったり、肝試ししたカップルがひどい目にあった、などの噂があった。ネットの大型掲示板にて、関連するスレッドが立てられ話が広がったものと思われる。本作は、ホラーが苦手な人向けにわんちゃんたちが恐怖を軽減する「犬鳴村 恐怖回避ばーじょん」もある。

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)

あらすじ:サラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン)は館に巣食う亡霊から逃れる為、一族の膨大な財産をつぎ込み365日24時間、妄信的に屋敷の増改築を繰り返していた。サラの精神鑑定のために“ウィンチェスターハウス”に送り込まれた精神科医のエリック(ジェイソン・クラーク)は屋敷の中に禍々しい部屋があることを発見する。サラが恐れる亡霊の正体とは?

解説:38年もの間、増改築を続けていたアメリカに実際にある屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」を題材に、『ジグソウ:ソウ・レガシー』(17)のスピエリッグ兄弟が監督し映画化。ウィンチェスター家が製造した銃によって命を落とした霊の恨みを恐れ、隠し部屋などを増築し続けていたと言われている。現在は観光地となっている。

ヒッチハイク』(2023)

あらすじ:大学生の涼子と茜は、ハイキングの帰りに山道で迷ってしまう。ふたりは、意を決してヒッチハイクをすることに。運良く一台のキャンピングカーが停まるが、運転席から降りて来たのは、時代錯誤のカウボーイの格好をしたジョージと名乗る男。車には、ジョージの家族も同乗していたが、どこか異様な雰囲気が漂っていた。一方、過保護な親にウンザリしている健は、悪友の和也を誘い同じ山でヒッチハイクの旅をしていた……。

解説:大型掲示板のオカルトスレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」に寄せられた体験談のひとつである「ヒッチハイク」。不気味な家族との出会いや、恐ろしい顛末に人気を集めている。監督は『ひとりかくれんぼ 劇場版』(09)の山田雅史、脚本は『きさらぎ駅』(22)の宮本武史によって映像化。

スレンダーマン 奴を見たら、終わり』(2018)

あらすじ:アメリカ、マサチューセッツ州の小さな町。昔から仲の良い高校生4人は、ある夜、巷で噂の都市伝説「スレンダーマン」を呼び寄せる動画を見てしまう。それは、“3度のベルと共に彼が現れ、連れ去られてしまう”という恐怖の内容であった。怯えながらも半信半疑の4人だったが、1週間後、課外活動中にキャシーが忽然と姿を消し……。

解説:2009年、海外のフォーラムに投稿された「スレンダーマン」という一枚の写真がことの始まり。子供達の後ろに背が高くのっぺらぼうのような見た目の謎の人物が写るものだったが、その後インターネット上で様々な設定などが付け加えられて広まったクリーピーパスタ(コピー&ペーストで広がっていく恐怖系コンテンツ)のひとつ。監督は『ルーザーズ』(10)のシルヴァン・ホワイト。『ベネデッタ』(21)のデヴィッド・バークが脚本を務める。

 

クリーピーパスタといえば、2023年3月に「The BackRooms」がA24によって長編映画化することも発表された。「The Backrooms」は海外の掲示板の書き込みが発祥で、永遠に続く閑散とした空間に迷い込むのが特徴。17歳のケイン・パーソンズがYouTubeに短編映像作品を投稿し一躍有名になった。映画もケイン・パーソンズが監督として指名されている。まだまだ映像化が止まらない都市伝説を題材とした映画。もしかしたら本当に存在しているかもしれない奇妙な物語の数々。未知の世界へ誘ってくれるかと思うとワクワクが止まらない!

サムネイル:(c)FILMAGA

※2023年12月6日時点の情報です。

※最新の配信状況は、各動画配信事業者の公式サイトにてご確認ください。

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