映画ファン必見!12.26マサラ上映『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』

人との出会いに日々感謝(ライター・編集)

大久保渉

12月26日(土)19:00~、キネカ大森にて『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のマサラ上映が開催されます。

これまで映画好き、インド映画好きに関わらず、とにかくたくさんのお客様の心をひたすら魅了してきた「マサラ上映」における代表的な1作!

今回は、そんなイベントの概要をサクッと簡単にご紹介させてもらいたいと思います。

記事をご一読の上、少しでもご興味をもっていただけましたら是非とも劇場まで足を運んでみてくださいませ☀

 『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』とは?

恋する輪廻

全国の映画ファンに愛されている1作

『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』(以下、『OSO』)とは、インドで2007年に、日本で2013年に公開された大ヒット映画です。

日本公開当時はそのあまりの面白さと親しみやすさから、シネマライズ渋谷で「マサラ上映」が、渋谷クラブクアトロで「爆音マサラ」が、池袋パルコ屋上で「屋上マサラ」が実施され、瞬く間に全国各地へと広がっていったのでありました。

「マサラ上映」とは?

「上映中は賑やかに!」

「マサラ上映」とは、劇中の「歌」や「踊り」、ひいては映画の勢いすべてに身を委ねながら、観客自身も<歌って><踊って>心ゆくまではっちゃけていくというインド映画の鑑賞スタイルです

今作『OSO』にはキャッチーな音楽と多種多様なダンスシーン、そして思わず真似したくなるような振付がたくさん用いられているため、そんなところが「マサラ上映」と相まって、作品を作品以上に盛り上げていっているように感じられます。

『恋する輪廻』予告編

『OSO』の見どころとは?

絢爛豪華な出演者陣&めくるめく愛の物語

今作の見どころは、何と言ってもインド映画界のスーパースター、シャー・ルク・カーン他豪華出演者陣による魅惑の演技と、ロマンス×サスペンス×アクション×コメディ…etc.、映画の面白さがふんだんに詰まっためくるめくストーリーにあると思われます。

美しすぎるインド人俳優たち!

絹のようになびく滑らか髪。汚れをしらない澄み切った瞳。思わず見惚れてしまう朗らかな微笑。そして、心がぐっと鷲掴みにされてしまう熱い歌唱とダイナミックな踊り。

とりわけ、今作は舞台が「映画スタジオ」=「劇中劇」というスタイルをとっているため、スター俳優を演じる主演のシャー・ルク・カーンの踊りには「これぞスターだ!」と言わんばかりの迫力があらわれていて、本当にびっくりするくらい魅せられてしまうのです。

主人公、オーム役/シャー・ルク・カーン

喜怒哀楽に愛と憎しみ。人間の心に迫った物語!

そしてまた、ストーリーは…、ひとりの男が女に恋をして、命をかけて守ろうとして、しかし女は殺されてしまって、男もあえなく死んでしまって…。それでも愛する女のために、男は生まれ変わって再び女の名誉を取り戻さんと復讐を誓う!

そして、女への深い愛を胸に…、「何度生まれ変わっても、また君に恋をする」!

そんな愛憎入り混じったむきだしの人間っぽさが今作の良いところであり、絶妙な塩梅でファンタジーとロマンス、アクションとサスペンスが組み合わさっているところにいつまでもドキドキ、最後までハラハラしていってしまうのです。

「マサラ上映」のお楽しみポイントとは?

そんなこんなで、こちら、「マサラ上映」の定番アイテムとその活用法をいくつかご紹介させてもらいますので、今後上映にご参加される場合には是非これらをご持参のうえ大いに盛り上がっていただけたらと思います。

1.クラッカー

クラッカー

好きな俳優が登場した際に、思わず心奪われてしまった瞬間に、<パン>と打ちならすことで感情の爆発を表現できるお手軽なアイテムです。

どのシーンで鳴らそうか、はたまた周りのみんながどのシーンで鳴らすのか、ツボにハマると面白い、中々センスが問われるクラッカー合戦(?)を楽しんでいただけたらと思います。

2.紙吹雪

紙吹雪

クラッカー同様に、気分が高ぶったその瞬間にパパッと盛大にまき散らして楽しさを目いっぱい表現することができるアイテムです。

会場一体が紙吹雪に包まれる瞬間は中々盛観であり、また「紙吹雪職人」がどんなお手製の紙吹雪を披露してくれるのか、色々楽しみなひとときでもあります。

3.ホイッスル

ホイッスル2

インド映画では指笛が鳴らされるシーンが多々でてきますので、それらに合わせてピーピー笛を鳴らして一緒に盛り上がることができます。

とにかくスカッと爽快になれるところが「マサラ上映」の良さでもあったりするので、ここぞとばかりに鳴らしてみていただけたらと思います。

4.民族衣装

「気分を盛り上げるにはまず見た目から!」ということも確かにあるとは思いますが、それ以上にインドの民族衣装は色彩豊かで斬新で、とても見目麗しいものばかりですので、単なるコスプレとしてではなく、いかに会場でその美的センスを披露できるか試されてみるのも面白いかと思われます。

※劇場によってクラッカーは「中身あり」、「中身なし」の規定があったり、紙吹雪が禁止されていたりもしますので、事前に必ず劇場の上映情報をご確認していただけますようお願いいたします(今回のキネカ大森の会場はクラッカー中身ありOK、紙吹雪OKです)。

まとめ

その他、より詳細な情報等につきましては『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』公式HP内に過去の「マサラ上映」の情報、様子等々が掲載されておりますので、そちらをご確認していただけたらと思います。

『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』公式HP→http://www.uplink.co.jp/oso/

そして最後に、1月8日(金)19:00から開催される「マサラ上映」最新情報!

今年の10月、大好評の内に幕を閉じた【インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン2015】で話題を集めた『バン・バン!』が、キネカ大森にて「マサラ上映」決定!

その他、一般上映でも12/26~1/8まで【インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン2015】の数作品が再上映されますので、是非劇場まで足をお運びいただけたらと思います(連日19:00~1作品を上映)。

キネカ大森公式HP:http://www.ttcg.jp/cineka_omori/

ここ数年勢いのあるインド映画を、この年末年始に是非是非ご堪能してみてくださいませ!

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  • しぐれ
    4.5
    最高のエンターテインメント
  • hiro
    3.7
    面白い。宗教とミュージカル満載で豪華俳優陣が出演しているザ・インド映画。 輪廻転生がテーマなんだけど一番感じたのはインドの俳優陣髭濃いなー、綺麗だなーだった。
  • izu
    4.3
    ’’映画はハッピーエンドで終わる。この映画はまだ終わっていない’’ 脇役俳優のオーム・プラケーシュは若き人気女優のシャンティに恋をしている。街にあるシャンティの看板に話かけ、いつか会う事ができたら...と夢見る日々。そしてある時、なんとそのシャンティと撮影現場が一緒になる。彼はセリフが一言しかないような脇役だったが、映画のシーンにてシャンティが炎に囲まれるシーンがあった。助け出すはずの主演が火にビビり、誰もが怖気ずく中オームだけが火を恐れず彼女を助け出す。これがきっかけとなりオームとシャンティは友達のような関係になるのだが、彼女にはある秘密があった... アクションではない方のインド映画。日本でも海外でもとても高い評価を受けている。 ラブストーリー、輪廻転生、その他諸々...(ネタバレになるので) 3時間近くありながら退屈する事は一切なかった。エンターテインメントとして完璧すぎる。 Blurayには曲だけをまとめたミュージックチャプター?みたいなのがあるらしいんだけど合計46分と、それだけの量のミュージカル。当たり前だけどストーリーに因んだ内容のダンスでもあるため終盤のミュージカルはやばいくらい盛り上がる。超カッコイイ。 そもそものストーリーが面白くて観てて飽きないしオームはめちゃくちゃカッコイイしシャンティはビックリするくらい可愛い。 転生後の2人の演技も凄い。顔は同じなのにまるで別人。 個人的に好きなシーンはオームの体含めありえないくらいカッコよくて吐血する「Dard E Disco」 ストーリーはまぁ予想できなくはないものなんだけど、終わり方が美しすぎてたまらなかった。 評価超高いし私が尊敬するインド映画好きの方が「原点にして頂点」と言ってる映画なだけあって私も見事に引き込まれました。 視聴 2023年10月26日
  • daluma
    3.5
    基本的にはヒンディー語映画ファンに向けた感じですね。 凄いシーンもいくつかあり、普通に楽しめるとは思いますが、ボリウッド界に詳しくないとわからない凄さだったりもしますので、タミル語テルグ語系のノリが好きな方は前半がメインかなと思います。
  • 桜文鳥
    3.8
    画面も俳優もゴージャスで楽しかった…ディーピカーちゃんは世界一美しいのでは。 若いムケーシュのモミアゲが気になりました(笑)
恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム
のレビュー(2317件)