今後も目が離せない大注目女優ブリー・ラーソン!今こそ観ておきたい過去の作品選

ロマンスよりブロマンスが好き

ササキサキ

小さな部屋に7年間監禁された親子の脱出劇とその後を描いた話題作『ルーム』。

この作品で親子の母親役を演じ、先日2月29日に行われた第88回アカデミー賞において見事主演女優賞を獲得したブリー・ラーソン。

『ルーム』ではシリアスな役柄を演じた彼女。しかし、彼女の魅力は今作のようなシリアスな演技だけではありません。

今回は過去に主演を務めた話題作と、彼女の様々な一面を見ることができる作品を合わせてご紹介していきます。

彼女の名を世界に知らしめた感動の話題作『ショート・ターム』

ショートターム

(C) 2013 Short Term Holdings, LLC. All rights reserved.

世界で多数の映画賞を獲得し、映画祭を沸かせた2013年の話題作。ブリーが主演を務めたこの作品で彼女の存在を知ったという方も多いはず。世界的に注目されたきっかけの作品といってもいいでしょう。

物語の舞台は問題を抱えた10代の子供たちを対象とした保護施設。今作で監督と脚本を担当したデスティン・ダニエル・クレットンは、実際にティーンエイジャーのためのグループ施設で就労していました。そのため、この作品は彼の体験が基になっています。

ブリーは保護施設で働くケアスタッフのグレイスを演じています。彼女は同僚でボーイフレンドのメイソンと幸せな日々を送っているかのように見えますが、実は恋人にも打ち明けることのできない、誰にも言えない心の傷があるのです。

グレイスは新しく入居してきたジェイデンという少女に過去の自分を重ねて彼女の抱えている秘密の問題をなんとか解決しようとします。また、ジェイデンの問題と向き合っているうちに、自らの問題とも向き合うようになっていきます。

グレイスの揺れ動く心の動きやメイソンとの関係など、人間の繊細で難しい部分をリアリティたっぷりに演じる演技派の彼女を見ることができるのが今作です。

実は音楽の才能もあり!『スコット・ピルグリムVS. 邪悪な元カレ軍団』

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』など、俳優のサイモン・ペッグとニック・フロストとのタッグでおなじみのエドガー・ライトがメガホンを取った作品です。

カナダのコミックを原作とした今作は、主人公のスコット・ピルグリムという名前の男の子が謎の美女ラモーナに一目ぼれしたことから物語が始まります。タイトルに「VS.邪悪な元カレ軍団」とありますが、スコットがラモーナと正式にお付き合いするためには、ラモーナの7人の元カレを倒さなければならないのです。

ブリーはその7人の元カレのうちの1人であるトッドの今カノ、エンヴィを演じています。エンヴィは売れっ子バンドのボーカル。劇中にエンヴィがライブで歌うシーンがありますが、実はブリー自身も2005年からミュージシャンとして活動しており、このシーンで使われているのはブリー本人の歌声。

ちなみに今作で披露した「Black Sheep」が公の場でのシンガーとしての最後の活動になっています。ちらりとではありますが、彼女のミュージシャンとしての姿を見ることができる貴重な作品です。

コメディだってお手の物!『21ジャンプストリート』

21ジャンプストリート

こちらは『くもりときどきミートボール』や『LEGO ムービー』といったアニメーション映画の製作で知られるフィル・ロードとクリス・ミラーによる実写作品です。

1987年より放送していた同名のドラマシリーズを原作としている今作。物語は21ジャンプストリート(通りの名前)にある教会をオフィスとして使っている潜入捜査犯所属のダメ男2人が麻薬の横行する高校で潜入捜査を行うというもの。ちなみに原作となったドラマシリーズはあのジョニー・デップの出世作です。

ブリーは潜入捜査の対象となる高校の生徒モリーを演じました。スクールカーストの上位に位置するグループに所属しており、演劇の授業では主演を演じる優等生。そんな彼女ですが、とあるきっかけで麻薬に手を出してしまいます。この麻薬は使用すると笑ったり、怒ったり、感情のふり幅が大きくなり、やがて眠ってしまうというもの。そのため、ブリーは様々な顔のモリーを見事に演じ切っています。大袈裟でコミカルな演技をするコメディエンヌとしての彼女の姿を見ることができるのがこの作品です。

おわりに

マーティン・スコセッシ製作総指揮の『Free Fire』への出演や、『Kong: Skull Island』でヒロインを演じるなど、今後の活躍も楽しみなブリー・ラーソン。皆様も『ルーム』をチェックする前に彼女の過去出演作品を復習してみて下さいね。

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  • ほっちー
    4.2
    親子愛系はほんまに耐えられん。 実話であること何より怖いし実話の方が何倍もシビアなのもやばい。
  • かな
    3.9
    お母さんとジャックの見えてた世界の差が辛かった。 ジャックにとっては部屋が世界。 お母さんにとっては表現できないくらいに汚れた世界。 最後に部屋とは決別したけど、ジャックが部屋の話をするたびにお母さんは部屋を思い出さないといけない。 初めて見た世界の描写が印象的。 あとはインタビューをうけたときに今とった方法が最善だったの?ってきかれとってそれは親なら一生考えるんやろうと思った 壮絶な映画やわ
  • るーみん
    4.1
    子役がすごい! ガールインザベースメントは、助かったところまでだったので、先が観れた感じがした。
  • おつきみ
    3.6
    7年間監禁されていた親子の脱出劇と、その後外の世界へ溶け込もうとするヒューマン的なお話で、前半と後半が分かれている。 テーマが斬新で面白かった。 てっきり脱出に成功するまでの奮闘だけを描いた映画なのかと思ってたから。
  • むくすけ
    3.8
    鮮やかな映画ですわ、、、。 生まれてから5年間ずっと納屋に閉じ込められていたジャックとその母親の物語。 前半は納屋からの脱出劇で、後半は脱出後の話。 前半から後半で母子の絆が感じられ、お互いを大切に思っていることが伝わる。ラストの2人で寄り添って歩くシーンが感動。 後半のジャックが初めての外の世界に困惑しつつも適応していって母親の支えになるほど成長するのも良かった。ジャックにとって世界は閉じ込められてる部屋だけだったのが、広がって、色づくような映像は感嘆の一言。 ジャック役の子役顔が良すぎるし、演技がうますぎる。 てか母親役の人キャプテンマーベルなん?
ルーム
のレビュー(100830件)