大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズのチーム再集結や、豪華キャストの出演で話題となった『DESTINY 鎌倉ものがたり』。今回は同作品のあらすじ・キャスト、映画ファンからのレビューをまとめて紹介します。
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(2017)あらすじ
誕生35周年を迎えた西岸良平による人気コミック「鎌倉ものがたり」(既刊35巻)の実写映画化。監督は同じく西岸原作による「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを務めた山崎貴。神奈川県鎌倉市を舞台に堺雅人と高畑充希が年の差夫婦を演じ、上質なファンタジードラマに仕上がっている。そのほか安藤サクラ、田中泯、堤真一、薬師丸ひろ子、中村玉緒らが出演。
幽霊や妖怪といった人ならざるものと人間が共に暮らす街・鎌倉。そこに住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに、新妻・亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。正和は本業の作家の他に、人ならざるものが関与した難事件を警察と協力し解決へと導く名探偵でもあった。そんなある日、亜紀子は不慮の事故により黄泉の国へと旅立ってしまう。正和は亜紀子を取り戻すべく、黄泉の国へと向かうのだったが……。一色夫婦の命をかけた運命(DESTINY)が、今動き出す。
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映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』キャスト一覧
一色正和:堺雅人
ミステリー作家。幽霊や魔物に詳しいため、警察と協力し事件も解決する。本業の小説執筆活動や捜査協力に加え、鉄道模型収集や、熱帯魚飼育など多趣味で日々忙しく過ごしている。そんな彼にはある秘密があり、それが原因で“結婚”に疑問を持って過ごしていたが、初めて会った時に強く運命を感じ、亜紀子と結婚する。
一色亜紀子:高畑充希
編集部のアルバイトで正和の自宅を訪れたことがきっかけで年の離れた正和と結婚することになり、一色家へ嫁いでくる。結婚当初は賑やかな生活や、不思議な鎌倉の様子に困惑しながらも、死神や貧乏神との生活を楽しむ。
死神:安藤サクラ
死者を“黄泉の国”へと案内する。ただ死を告げるのみではなく、現世に残る術である“幽霊申請”を提案するなど、死者の気持ちにしっかり寄り添う明るく心優しい死神。
貧乏神:田中泯
取り付いた家に不幸をもたらす貧乏神。一色正和が出かけた先で「先生」と呼ばれていたのを聞きつけ、大金持ちであると勘違いして一色家にやってくる。臆することなく接する亜紀子の優しさに感動し、貧乏神のパワーを抑えたり、持ち物を亜紀子にプレゼントしようとするなど、どこか人間味がある。
本田:堤真一
正和と腐れ縁の編集担当で、たびたび一色家に足を運ぶ。妻と娘と三人で鎌倉に暮らしており、家族を大切に想っている。明るくお調子者の一面もあるが、実は我慢することも多く、酒の席では思わず本音が漏れることもしばしば。
キン:中村玉緒
一色家の家政婦。年齢は85歳と言うが「夫は日露戦争に行った」などとも発言しており、実年齢は130歳と思われる。正和が好きな料理を教えるなど一般的な家政婦の業務に加え、魔界の食べ物にも詳しいなど不思議な存在。
その他、キャスト
女将:薬師丸ひろ子
大仏署長:國村隼
川原刑事:大倉孝二
甲滝五四朗:三浦友和
瀬戸優子:吉行和子
優子の旦那:橋爪功
ヒロシ:ムロツヨシ
本田里子:市川実日子
稲荷刑事:要潤
恐山刑事:神戸浩
天頭鬼:古田新太
Filmarksに集まる評価&レビューは?
Filmarksで44,000Mark(※2020年9月25日現在)を超える本作。寄せられたレビューを見てみると、「理想の夫婦像を垣間見れた作品」「無垢な夫婦愛」「夫婦の可愛らしい感じが良い」など主役である一色夫妻に関するものが多くありました。
現在地上波放送中のドラマ『半沢直樹 続編』に出演し、日本を代表する俳優・堺雅人と、朝ドラ『とと姉ちゃん』などで確かな存在感を発揮する高畑充希による年の差夫婦の掛け合いや絆は多くの人の心を惹きつけたようです。
他の出演者では、「安藤サクラかっこいい」「死神の存在感がポップな描写で良かった」など死神役である安藤サクラに関するレビューが多数ありました。
安藤サクラ扮する死神の存在が映画の世界観を魅力的にする役割を果たしているようです。固定概念を覆すような人情味あふれる死神の姿は必見です!
また、「宇多田ヒカルの主題歌がとにかく涙腺を刺激する」「宇多田ヒカルはずるい」など主題歌「あなた」(宇多田ヒカル)に感動する声も多くあげられました。本作のために書き下ろされた「あなた」は、宇多田ヒカル自身がキャリアの転換期となる曲と述べています。大切な人との絆を歌った「あなた」は、映画が終わった余韻を高めてくれるはずです。
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(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会
※2020年9月25日時点の情報です。