全世界にて熱狂的なファンを増やし続けているマーベルコミックスのクロスオーバー企画「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」。今回は、そんなMCUシリーズ第14作目にあたる『ドクター・ストレンジ』をあらすじやキャストと共にご紹介!
ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シリーズで主演のホームズ役を務め、幅広い世代から人気を集めるベネディクト・カンバーバッチがドクター・ストレンジ役を務める。また、監督は、『地球が静止する日』や『フッテージ』などのSFやホラー映画のヒット作を多く世に輩出してきたスコット・デリクソンが担当。そんなベネディクト・カンバーバッチとスコット・デリクソンがタッグを組んだ『ドクター・ストレンジ』の詳細を今すぐチェック。
『ドクター・ストレンジ』(2016)あらすじ
ニューヨークの病院で働く、傲慢な性格の天才外科医スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、ある夜、山道を車で走っている時に、脇見運転をしたことで交通事故に遭ってしまう。外科医としては致命的となる、大切な両手が麻痺してしまい、その輝かしいキャリアを失ってしまうのだった。あらゆる治療法を試そうとするが、どれも上手くいかず、元恋人で同僚のクリスティーン(レイチェル・マクアダムス)にも辛く当たってしまう。
ある時、下半身麻痺を克服した男性がいるという情報を聞きつける。その男性は、カトマンズの修行場カマー・タージにいるエンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)のおかげで完治したと言うのだった。そこで、ストレンジは残り金を全て費やし、ネパールのカトマンズへ行くことにする。ストレンジはエンシェント・ワンのもとへたどり着いたが、そこに待ち受けていたのは常識を覆す魔術の世界だったのだ……。
エンシェント・ワンとその弟子モルド(キウェテル・イジョフォー)の指導の元、神秘の力を操るパワーを身に付けるため、過酷な修行を繰り返していく。しかし、そんな彼の前に、闇の魔術の力で世界を破滅させようと企むカエシリウス(マッツ・ミケルセン)が現れるのだった。
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※以下、「アベンジャーズ」シリーズのネタバレを含みます。
キャスト&スタッフ紹介
スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ
エンシェント・ワン:ティルダ・スウィントン
モルド:キウェテル・イジョフォー
クリスティーン・パーマー:レイチェル・マクアダムス
ウォン:ベネディクト・ウォン
カエシリウス:マッツ・ミケルセン
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン/ジョン・スペイツ/C・ロバート・カージル
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート/チャールズ・ニューワース/スタン・リー/ヴィクトリア・アロンソ/スティーヴン・ブルサード
撮影:ベン・デイヴィス
音楽:マイケル・ジアッチーノ
『ドクター・ストレンジ』見どころ
アガモットの目について
ストレンジが図書室でウォンの目を盗んで“カリオストロの書”を解読し、その通りに魔術を使ってみようとするシーンで出てくるアガモットの目。また、その後の重要なシーンでも登場するこちらは、時間を自由自在に操ることを可能にする首飾り。使用する際には、中心部が緑色に光り、魔法円が結成される。この緑色に光る部分が“インフィニティ・ストーン”と呼ばれるものの一つである。インフィニティ・ストーンは、宇宙に6つ存在し、それぞれが強大な別パワーを持つ優れた石。それを6つ全て集めると、宇宙を支配できると言われている。そのため、このストーンを狙う者も存在し、ストレンジは後に公開された「アベンジャーズ」シリーズにて、タイムストーンを所持することで、それを狙う者と対決することとなる。
一人二役を演じたカンバーバッチ
邪悪な暗黒次元の支配者ドルマムゥの声を担当していたのは、ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ。ストレンジと対面し、会話を繰り広げるシーンが非常に印象的だが、実はカンバーバッチが1人で会話していたのだ。脚本・監督を担当したスコット・デリクソンによると、カンバーバッチ自身がその役を名乗り出たのだと言う。熟考した末、ドルマムゥを「超思い上がったストレンジ」として脚本を書いたことから、この申し出を承諾。ドルマムゥの声をカンバーバッチに依頼したそうだ。実際は、カンバーバッチと他のイギリス人俳優のものが合成され、邪悪な声に脚色している。また、ドルマムゥの顔のベースもカンバーバッチであると言われている。
「アベンジャーズ」シリーズとの関わりは?
今作では、あまりアベンジャーズとの関わりが描かれていないが、実はアベンジャーズタワーが少し映るシーンが登場している。また、エンドロール後に、アベンジャーズの一員であり、雷神であるマイティ・ソーがストレンジと会話するシーンが設けられている。これは、この後に公開された『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)にそのまま繋がるシーンなのだ。この作品で、なぜソーがストレンジの元を訪れたのかが明かされている。また、ストレンジは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも登場し、これから先「アベンジャーズ」シリーズの物語に大きく関わっていく。
『ドクター・ストレンジ』が観られるVODサービスは?
・Amazonプライムビデオ ◎レンタル
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「アベンジャーズ」シリーズを全作品公開順に観るなら?
(1)『アイアンマン』(2008)
(2)『インクレディブル・ハルク』(2008)
(3)『アイアンマン2』(2010)
(4)『マイティ・ソー』(2011)
(5)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
(6)『アベンジャーズ』(2012)
(7)『アイアンマン3』(2013)
(8)『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
(9)『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
(10)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
(11)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
(12)『アントマン』(2015)
(13)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
★(14)『ドクター・ストレンジ』(2016)
(15)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
(16)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
(17)『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
(18)『ブラックパンサー』(2018)
(19)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
(20)『アントマン&ワスプ』(2018)
(21)『キャプテン・マーベル』(2019)
(22)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
(23)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
※本記事で紹介した作品に「★」をつけます。
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※2020年10月7日時点の情報です。