アイアンマンをはじめとする人気ヒーローたちが集合するアクション大作。「MCU」初となるクロスオーバー作品は、世界中のファンに大きな衝撃を与えた。監督は『エイリアン4』(1997)の脚本を務めたジョス・ウェドンが担当した。
本記事は同シリーズ1作目のあらすじ・キャスト、見どころをご紹介します。
『アベンジャーズ』(2012)あらすじ
国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.のもとで研究されていた“四次元キューブ”を狙い、宇宙からソーの義弟にして邪神のロキ(トム・ヒドルストン)が襲来。S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は非常事態宣言を発令し、超人たちを集めたチームを作ることを決意する。S.H.I.E.L.D.によってアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイは人類史上最大の敵の襲来に備えたチーム“アベンジャーズ”として召集されるが、それぞれ過去の戦いで負った心の傷に囚われ、チームとして戦うことを拒んでしまう……。
キャスト&スタッフ紹介
アイアンマン/トニー・スターク:ロバート・ダウニー・Jr
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:クリス・エヴァンス
ソー・オーディンソン:クリス・ヘムズワース
ハルク/ブルース・バナー:マーク・ラファロ
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ:スカーレット・ヨハンソン
ホークアイ/クリント・バートン:ジェレミー・レナー
ロキ:トム・ヒドルストン
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
マリア・ヒル:コビー・スマルダーズ
フィル・コールソン:クラーク・グレッグ
監督:ジョス・ウェドン
脚本:ジョス・ウェドン
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、パトリシア・ウィッチャー、アラン・ファイン、ビクトリア・アロンソ、ジェレミー・ラッチャム、ジョン・ファヴロー、スタン・リー
撮影監督:シェイマス・マクガーヴェイ(ASC、BSC)
音楽:アラン・シルヴェストリ
『アベンジャーズ』の見どころ&注目すべき点
「MCU」のヒーローたちが集結
人類を守るために集められた“アベンジャーズ”は、天才発明家のトニー・スターク=アイアンマン、永い眠りから目覚めた超人兵士キャプテン・アメリカ、雷のパワーを操る神ソー、怒りによって巨人に変身してしまう科学者ブルース・バナー=ハルク、美人スパイのナターシャ・ロマノフ=ブラック・ウィドウ、最強の射手ホークアイ、彼らを率いる司令官ニック・フューリーらそれぞれ主役級の魅力を放つヒーローたちだ。本作では、立場も考え方も違う彼らが、ぶつかり合いながらも、結束して敵に立ち向かう姿を通して、人間味あふれるヒーローとして描かれる。
映画史を塗り替える大ヒット作
『アイアンマン』(2008)から始まり、『インクレディブル・ハルク』(2008)、『マイティ・ソー』(2011)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)と個別の作品でそれぞれのヒーローの誕生を描いてきた「MCU」シリーズ。本作はこれまで登場したヒーローたちが、チーム“アベンジャーズ”として顔を揃え、夢の共演を果たした。初のクロスオーバー作品にも関わらず、全世界興収10億ドル最速突破など世界中で新記録を樹立し、物語上だけでなく現実世界でも“アベンジャーズ”の名前が広く認知されることになった。
「アベンジャーズ」シリーズとの関わりは?
本作のキーアイテム“四次元キューブ”は『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)で海に沈むが、トニー・スタークの父親ハワード・スタークにより発見されS.H.I.E.L.D.の施設に保管されていた。その後『マイティ・ソー』(2011)で、S.H.I.E.L.D.の長官となったフューリーが“四次元キューブ”を分析しようと、セルヴィグ博士に研究を依頼。このとき“四次元キューブ”の居場所をロキに聞かれ本作へと繋がるのであった。今後の物語には“四次元キューブ”の他に、宇宙から侵攻してきた敵“チタウリ”の武器が多大な影響を与えていく。
『アベンジャーズ』が観られるVODサービスは?
・Amazonプライムビデオ ◎レンタル
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「アベンジャーズ」シリーズを全作品公開順に観るなら?
(1)『アイアンマン』(2008)
(2)『インクレディブル・ハルク』(2008)
(3)『アイアンマン2』(2010)
(4)『マイティ・ソー』(2011)
(5)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
★(6)『アベンジャーズ』(2012)
(7)『アイアンマン3』(2013)
(8)『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
(9)『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
(10)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
(11)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
(12)『アントマン』(2015)
(13)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
(14)『ドクター・ストレンジ』(2016)
(15)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
(16)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
(17)『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
(18)『ブラックパンサー』(2018)
(19)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
(20)『アントマン&ワスプ』(2018)
(21)『キャプテン・マーベル』(2019)
(22)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
(23)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
※本記事で紹介した作品に「★」をつけます。
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