マーベル・コミックが誇るスーパーヒーローが集結し、世界的大ヒットを記録した「アベンジャーズ」のシリーズ第2作。前作を上回るアクションが次々に描かれるが、それ以上にヒーローたちの人間ドラマが深く描かれる。監督・脚本は前作に引き続きジョス・ウェドンが担当した。
本記事は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のあらすじ&キャスト、見どころをご紹介します。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)あらすじ
秘密結社ヒドラの手に渡っていたロキの杖“セプター”を取り戻すため、基地へ乗り込むアベンジャーズ。作戦は成功し“セプター”を取り戻すが、トニーは基地にいた双子の能力者ワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)に幻覚を見せられる。悲惨な幻覚を見たトニーは“セプター”のパワーを利用し、人工知能による平和維持計画「ウルトロン計画」を進めることに。しかし、平和への思いとは裏腹に邪悪な人工知能・ウルトロンが生まれ暴走してしまう。人類への憎しみに目覚めたウルトロンは、最強の金属“ヴィブラニウム”を手に入れ、そのパワーを悪用した人類抹殺計画を企てる。再び訪れた人類滅亡の危機に、アベンジャーズは人知を超えたウルトロンを相手に戦うことになるが……。
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※以下、「アベンジャーズ」シリーズのネタバレを含みます。
キャスト&スタッフ紹介
アイアンマン/トニー・スターク:ロバート・ダウニー・Jr
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:クリス・エヴァンス
ソー・オーディンソン:クリス・ヘムズワース
ハルク/ブルース・バナー:マーク・ラファロ
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ:スカーレット・ヨハンソン
ホークアイ/クリント・バートン:ジェレミー・レナー
スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ:エリザベス・オルセン
クイックシルバー/ピエトロ・マキシモフ:アーロン・テイラー=ジョンソン
ウルトロン:ジェームズ・スペイダー
ヴィジョン:ポール・ベタニー
ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ:ドン・チードル
ファルコン/サム・ウィルソン:アンソニー・マッキー
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
マリア・ヒル:コビー・スマルダーズ
監督:ジョス・ウェドン
脚本:ジョス・ウェドン
製作:ケヴィン・ファイギ(p.g.a.)
製作総指揮:ルイス・デスポジート、パトリシア・ウィッチャー、アラン・ファイン、ビクトリア・アロンソ、ジェレミー・ラッチャム、ジョン・ファヴロー、スタン・リー
撮影監督:ベン・デイヴィス(BSC)
音楽:ブライアン・タイラー、ダニー・エルフマン
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の見どころ&注目すべき点
双子の特殊能力
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーといった個性あふれる面々が揃うなか、特に活躍を見せたのが本作から登場するワンダ・マキシモフ=スカーレット・ウィッチとピエトロ・マキシモフ=クイックシルバーだ。二人はヒドラの幹部バロン・フォン・ストラッカーが指揮する人体実験によって特殊能力を手にした双子の超人。姉のワンダは過去の記憶や恐ろしい幻覚を見せるテレキネシスの能力を持ち、弟のピエトロは超高速で動くことができる身体能力を持つ。
本作の前半部ではアベンジャーズの敵として現れ、ワンダの能力によりメンバーの間に亀裂が生じていく。その後、ウルトロンの真の目的が人類滅亡と知った二人はアベンジャーズ側につくことを決意。本作では、二人の心情の変化やヒーローになるまでの姿に注目して観てほしい。
「インフィニティ・ストーン」の秘密
「MCU」シリーズの重要なアイテムとなる「インフィニティ・ストーン」の存在が徐々に明らかになっていく本作。冒頭で奪還したロキの所有物だった杖“セプター”の先端に嵌め込まれていた青い石の中から現れたのは「インフィニティ・ストーン」のひとつ“マインド・ストーン”だった。この“マインド・ストーン”の生命エネルギーと“ヴィブラニウム”を組み合わせた最強の肉体から生まれたのが、後の「MCU」シリーズで重要な役割を果たすヴィジョンである。本作ではアベンジャーズの仲間として、ウルトロンとの戦いに挑んだ。
今回登場した“マインド・ストーン”を入れると、6つの石のうち4つの石の存在が明らかになった。本作で「インフィニティ・ストーン」の存在を知ったソーはウルトロンとの戦い後、石の秘密を探しに宇宙へ旅立つ。「インフィニティ・ストーン」が今後の「MCU」シリーズにどう関わってくるのか注目したい。
「MCU」シリーズの伏線として
ウルトロンの計画は阻止できたが、ソコヴィアの街全体が失われるという悲惨なラストを迎えた本作。この戦いの余波はアベンジャーズにも影響を与えることに。戦いの原因を作り出してしまったトニーはアベンジャーズから一時離脱。バートンはヒーロー活動から引退。バナーはクインジェットに乗ったまま姿を消し、ソーは「インフィニティ・ストーン」の謎を探るため宇宙へ。残ったスティーブとナターシャはアベンジャーズのメンバーを再構成し、新しいアベンジャーズを始動させるのであった。
その頃、銀河では前作『アベンジャーズ』(2012)で姿を見せた最強のヴィラン・サノスが「インフィニティ・ストーン」のパワーを制御するために作られたインフィニティ・ガントレットを手にはめ本格的に動き出そうとしていた。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が観られるVODサービスは?
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「アベンジャーズ」シリーズを全作品公開順に観るなら?
(1)『アイアンマン』(2008)
(2)『インクレディブル・ハルク』(2008)
(3)『アイアンマン2』(2010)
(4)『マイティ・ソー』(2011)
(5)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
(6)『アベンジャーズ』(2012)
(7)『アイアンマン3』(2013)
(8)『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
(9)『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
(10)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
★(11)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
(12)『アントマン』(2015)
(13)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
(14)『ドクター・ストレンジ』(2016)
(15)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
(16)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
(17)『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
(18)『ブラックパンサー』(2018)
(19)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
(20)『アントマン&ワスプ』(2018)
(21)『キャプテン・マーベル』(2019)
(22)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
(23)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
※本記事で紹介した作品に「★」をつけます。
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(C)Marvel 2015
※2020年11月6日時点の情報です。