映画『ばるぼら』あらすじ&キャスト・見どころ【稲垣吾郎と二階堂ふみが手塚治虫の問題作を熱演!】

手塚治虫の問題作ついに映画化!二階堂ふみと稲垣吾郎が主演を務めた『ばるぼら』あらすじ&キャスト、見どころをまとめてチェック。

手塚治虫の衝撃の問題作、生誕90周年を記念してついに実写化。『人間失格 太宰治と3人の女たち』『翔んで埼玉』の二階堂ふみと、『半世界』『クソ野郎と美しき世界』の稲垣吾郎が主演を務めた映画『ばるぼら』が2020年11月20日に公開。

映画『ばるぼら』(2019)あらすじ

人気小説家の美倉洋介(稲垣吾郎)は、新宿駅の片隅で、ホームレスのような酔っぱらった少女ばるぼら(二階堂ふみ)に出会い、つい家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらだが、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができなかった。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。ばるぼらはあたかも芸術家を守るミューズのようだった……。

映画『ばるぼら』キャスト

美倉洋介/稲垣吾郎 

売れっ子作家。異常性欲に悩んでいる。

ばるぼら/階堂ふみ 

堕落した生活を送っていたが、不思議な魅力があり美倉のミューズとなる。

四谷弘行/渋川清彦 

小説家であり、美倉のライバル。

甲斐加奈子/石橋静河 

美倉を担当する編集者。

里見志賀子/美波 

里見権八郎/大谷亮介 

須方まなめ/片山萌美 

紫藤一成/ISSAY 

ムネーモシュネー/渡辺えり(渡辺えり子)

映画『ばるぼら』見どころ

漫画の神様・手塚治虫が手掛けた原作は、子供向けである『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』とは異なり、非常にダークでセンシティブな世界観で、ファンの間ではカルト的人気を誇る。その世界観を、手塚治虫の息子で『白痴』や『ブラックキス』で知られる手塚眞が監督を務め、魅力を損なうことなく描ききっている。主演の稲垣吾郎と二階堂ふみの演技は原作ファンも納得で、難しい役柄ながら妖しい魅力が溢れ出ている。

また映像の美しさも本作の魅力だろう。撮影監督をウォン・カーファイ監督『花様年華』『欲望の翼』や、アレハンドロ・ホドロフスキー監督『エンドレス・ポエトリー』の撮影で知られるクリストファー・ドイルが務めたことで、耽美な映像に仕上がっている。

映画『ばるぼら』作品情報

2020年11月20日(金)より シネマート新宿、ユーロスペースほか全国公開
監督・編集:手塚眞
原作:手塚治虫 脚本:黒沢久子
配給:イオンエンターテイメント
映倫区分:R15+
公式HP:http://tezukasbarbara.com/
(c)2019『ばるぼら』製作委員会

※2020年11月15日時点の情報です。

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