マーベル・コミックスの人気ヒーローたちが一堂に集まる豪華さとヒーローたちが敗北するという衝撃の結末でファンを驚かせ、世界興行収入でシリーズ最高を記録する大ヒットとなった前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)。本作は前作の続編にして、「アベンジャーズ」シリーズの完結編となる。製作は「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」を成功に導いたケヴィン・ファイギ。監督は前作に引き続きアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソが担当した。
本記事は『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ&キャスト、見どころをご紹介します。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)あらすじ
宇宙の均衡を保つため、無限の力を持つインフィニティ・ガントレットを使い全宇宙の生命の半数を消失させたサノス(ジョシュ・ブローリン)。大切な家族や友人を失い、ヒーローたちは絶望に打ちひしがれる。半数が塵と消えてから5年、生き残ったヒーローたちは悲しみを抱えながらもそれぞれの活動に勤しんでいた。ある時、スティーブ(クリス・エヴァンス)、ナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)の前に5年前に量子世界に閉じ込められたはずのスコット・ラング=アントマン(ポール・ラッド)が現れる。スコットとの再会により、わずかな希望が見えてきたスティーブは残されたメンバーを再結集し、インフィニティ・ストーンを集めるため過去へ飛ぶのだった。
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キャスト&スタッフ紹介
アイアンマン/トニー・スターク:ロバート・ダウニー・Jr
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース:クリス・エヴァンス
ソー・オーディンソン:クリス・ヘムズワース
ハルク/ブルース・バナー:マーク・ラファロ
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ:スカーレット・ヨハンソン
ホークアイ/クリント・バートン:ジェレミー・レナー
ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ:ドン・チードル
アントマン/スコット・ラング:ポール・ラッド
キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース:ブリー・ラーソン
ネビュラ:カレン・ギラン
ロケット:ブラッドリー・クーパー
オコエ:ダナイ・グリラ
ウォン:ベネディクト・ウォン
ハッピー・ホーガン:ジョン・ファヴロー
ペッパー・ポッツ:グウィネス・パルトロウ
サノス:ジョシュ・ブローリン
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
製作:ケヴィン・ファイギ(p.g.a.)
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、トリン・トラン、ジョン・ファヴロー、ジェームズ・ガン、スタン・リー
撮影監督:トレント・オパロック
音楽:アラン・シルヴェストリ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の見どころ&注目すべき点
初期メンバーの再結集
全宇宙の半分を消されてしまうという敗北を喫したアベンジャーズ。失った者たちを取り戻すため残ったメンバーたちで再結集する。そのメンバーがアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイというアベンジャーズの初期メンバーに、ウォーマシン、ロケット、ネビュラ、前作には登場しなかったアントマンと新ヒーローのキャプテン・マーベルが加わる。本作で特に注目してほしいのが、初期メンバーの活躍だ。『アベンジャーズ』(2012)でバラバラの状態からチームになった彼ら。地球を守るためチームとして絆を深め、今では“家族”とも言える存在だ。本作はそんな彼らの最後の戦いと言っても過言ではない。ヒーローとして戦う彼らの活躍を目に焼き付けてほしい。
映画史に残る最高傑作
『アイアンマン』(2008)を皮切りに、10年以上に渡って22作のヒーロー映画を生み出してきた「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」。今や世界で最も成功した映画シリーズと言われるほど、多くの人に愛される作品となった。そんな「MCU」の名を轟かせることになったのが、主役級のヒーローたちが集結する「アベンジャーズ」シリーズだ。映画史を塗り替える大ヒットとなった1作目『アベンジャーズ』(2012)、「MCU」10周年目の集大成となった3作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)は世界歴代興行収入トップ10入り。シリーズ完結編となる本作は「アバター」が打ち立てたランキング1位を塗り替える偉業を達成し、空前のヒット作を締めくくった。
「MCU」の新たな展開
数多くのヒーローの誕生と変化を描いてきた「MCU」は、『アイアンマン』(2008)から『アベンジャーズ』(2012)を「フェーズ1」、『アイアンマン3』(2013)から『アントマン』(2015)を「フェーズ2」、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)までを「フェーズ3」とし、フェーズ1〜3までを「インフィニティ・サーガ」と呼ぶ。本作までの22作がインフィニティ・ストーンによって繋がっていたため、本作で「インフィニティ・サーガ」を締めくくる作品になると思われていたが、23作目となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)が「フェーズ3」また「インフィニティ・サーガ」を締めくくる重要な作品になる。
「MCU」が新たな展開を迎える「フェーズ4」では、アベンジャーズの初期メンバーとして活躍してきたブラック・ウィドウの単独映画『ブラック・ウィドウ』(2021)や「MCU」史上最も古い時代の物語になる『エターナルズ(原題)』(2021)など多くの作品が発表されている。新しいヒーローの登場など、今後も「MCU」の作品から目が離せない。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』が観られるVODサービスは?
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「アベンジャーズ」シリーズを全作品公開順に観るなら?
(1)『アイアンマン』(2008)
(2)『インクレディブル・ハルク』(2008)
(3)『アイアンマン2』(2010)
(4)『マイティ・ソー』(2011)
(5)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
(6)『アベンジャーズ』(2012)
(7)『アイアンマン3』(2013)
(8)『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
(9)『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
(10)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
(11)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
(12)『アントマン』(2015)
(13)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
(14)『ドクター・ストレンジ』(2016)
(15)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
(16)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
(17)『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017)
(18)『ブラックパンサー』(2018)
(19)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
(20)『アントマン&ワスプ』(2018)
(21)『キャプテン・マーベル』(2019)
★(22)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
(23)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
※本記事で紹介した作品に「★」をつけます。
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(C)2019 MARVEL
※2020年11月27日時点の情報です。