2017年も残すところあと7日。今年もたくさんの映画が公開されました。
2017年に日本国内で公開された映画はおよそ1,200本! みなさんはそのうちの何作品をご覧になったでしょうか。
興行収入ランキングなどでヒットした映画はわかるけれど、本当に良かった作品ってどうやって判断したらいいのでしょうか?
そこでFILMAGAでは、各界の著名人や有識者に「2017年私のNo.1映画」を伺いました!
あのひとやこのひとの心に残った作品は? 本日から年末にかけて、ゆっくりじっくり紹介していきます。
きっとずっと折に触れて観直す作品になると思う。
大沢伸一さん
(音楽家)
■プロフィール
DJ、プロデューサーとして国内外で活躍。今年14年ぶりのMONDO GROSSOのアルバムをリリース。
ネオン・デーモン
記憶に残る作品。内容自体はもちろん、視聴後のその日の行動や場所など起きたことを克明に覚えている、いやその後数日間もこの作品の影響を微かに受けながら生活したことをも覚えている。好きなのかどうか今でも悩んでいる。そして「オンリー・ゴッド」、「ドライブ」と遡って観直してさらに「ネオン・デーモン」とレフンの特異性を認識した。凄い作品だ。きっとずっと折に触れて観直す作品になると思う。
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これはもう「映画」ではない。
古屋雄作さん
(映像ディレクター)
■プロフィール
「うんこ漢字ドリル」作者。映画は洋画ばかりを月20本くらい観ます。
新感染 ファイナル・エクスプレス
圧倒的マ・ドンソク映画。マ・ドンソクさえ出ていれば80点は加点してしまうマ・ドンソク原理主義者としては今年のベスト作品と言われたら本作以外は到底考えられない。マ成分が全編をガッチリ支配している上に、クライマックス前のシーンでのあの神々しいまでのマっぷり。この映画のマ・ドンソク度はもはや測定不能のレベル。というかこれはもう「映画」ではない。「マ・ドンソク」だ。コン・ユも出ています。
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※2022年6月30日時点のVOD配信情報です。
2017年私のNo.1映画
- 第1回:2017年私のNo.1映画 年末連載スタート!
- 第2回:映画監督編〜頭を殴られたようでした〜
- 第3回:Filmarks編〜映画を感じる悦びを与えてくれた〜
- 第4回:映像クリエイター編〜人物たちの想いが共振し、反転し、成長するという映画的高揚感〜
- 第5回:映画メディア編〜「映画愛だ」「いや偽物だ」〜
- 第6回:メディア編〜何があっても人生は奥深く美しい〜
- 第7回:動画配信編〜わたしたちの青春時代が完結したような気がした〜
- 第8回:映画人編〜こんな人生を演じてみたい〜
- 第9回:TSUTAYA編〜「恋」は人を変える〜
- 第10回:芸能編〜小5ぐらいから道徳の時間に観たらええと思う〜
- 第11回:俳優編〜観ていて心がギュッとなる〜
- 第12回:劇団EXILE 町田啓太編〜この微妙な空気感。でも、そういうのって、たぶんあるよな〜
- 第13回:経営者編〜「忖度」が流行語にもなるご時勢にアンチテーゼを想起する〜
- 第14回:AI編〜Google Homeの2017年マイベストムービーは果たして!?〜