シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。
2020年末より高橋一生主演で実写ドラマ化され、ギャラクシー賞テレビ部門2021年1月度月間賞を受賞。その制作チームが、人気読み切りエピソード「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を長編映画化。
本記事では、美の殿堂・フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、芸術とエンターテインメントが融合した極上のサスペンス映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の、あらすじ&キャスト・見どころをまとめてご紹介します。
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』あらすじ
特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性から、「この世で最も黒く、邪悪な絵」の噂を聞く。時が経ち、新作執筆の過程でその絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は、取材とかつての微かな慕情の為フランスを訪れる。しかし、不可解なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」。そこには「黒い絵」がもたらす数々の恐ろしい出来事が待ち受けていた……。
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』キャスト一覧
岸辺露伴/高橋一生
人気漫画家。人の心や記憶を本にして読み、指示を書き込むこともできる特殊能力(スタンド)“ヘブンズ・ドアー”を持つ。
泉京香/飯豊まりえ
集明社に勤める、露伴の担当編集者。露伴の取材にいつも付き添っている。
岸辺露伴(青年)/長尾謙杜
漫画家デビューしたばかりの露伴。
辰巳隆之介/安藤政信
ルーヴル美術館で見つかった収蔵品の調査員、東洋美術の専門家。
エマ・野口/美波
ルーヴル美術館、文化メディエーション部の職員。
奈々瀬/木村文乃
露伴が青年期に出会った謎の女性。
スタッフ
■原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
■監督:渡辺一貴
■脚本:小林靖子
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』見どころ
本作の舞台は、フランス・パリ。ルーヴル美術館をはじめ、ポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋など、名だたる名所での大規模撮影が敢行され、「岸辺露伴最大の事件」を圧倒的スケールで描いている。
ドラマ版で「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」など、唯一無二でユニークな漫画作品を見事実写へと落とし込み、原作ファンからも大好評を博すスタッフが再結集した本作。ルーヴル美術館に所蔵されるという、決して見てはいけない触ってもいけない「黒い絵」に宿る謎、世界を代表する美の殿堂に隠された暗部、そして露伴自らの知られざる過去とは……? エモーショナルな物語が、観る者を深淵なる世界へといざなう。
原作は、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネ プロジェクトのために描き下ろされた荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切作品。
監督を手掛けるのは、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17)でも高橋とタッグを組んだ渡辺一貴。脚本は、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの構成を手掛ける小林靖子が担当している。
岸辺露伴を演じるのは、『スパイの妻』(20)などの高橋一生が、実写ドラマから続役。泉京香役には、同じくドラマからの続役となる『くれなずめ』(21)などの飯豊まりえ。奈々瀬役には、話題作へ途切れることなく出演する『LOVE LIFE』(22)などの木村文乃。若き日の露伴を演じるのは、2021年に「なにわ男子」としてデビューし瞬く間にスターダムを駆け上がる長尾謙杜。そして映画オリジナルのキャラクター、辰巳隆之介役を『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(21)などの安藤政信。エマ・野口役は、唯一無二のキャリアを進む『MINAMATAーミナマター』(20)などの美波が務めている。
見てはいけない闇、開けてはいけない扉。絶対的な黒が映すものものとは一体。美しさと奇怪さが極まるルーヴル美術館が舞台の『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。是非、劇場でご覧になってみては?
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』作品情報
■上映日:2023年5月26日(金)
■制作プロダクション:アスミック・エース、NHKエンタープライズ、P.I.C.S.
■配給:アスミック・エース
■公式HP:kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp
(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
※2023年4⽉19⽇時点の情報です。