『アナログ』『キリエのうた』など、本記事では、2023年10月に劇場公開される注目の話題作を一覧形式にまとめてご紹介します。
映画セレクト基準は?
本記事で紹介する映画は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」のデータに基づきセレクトされています。
2023年10月1日(日)公開
『その恋、自販機で買えますか?』(2023)
『追想ジャーニー』(22)の、谷健二監督作。漫画家・吉井ハルアキによる、同名作を原作としている。出演は、松田凌、田鶴翔吾、柳ゆり菜。
アラサー会社員・小岩井歩は、職場へくる自動機補充員のお兄さん・山下諒真に、密かな恋心を抱いていた。ある日、勇気を出して話しかけたら、まさかの急接近! 連絡先を交換し、会う回数を重ねた2人の距離感はより一層近づいていき…..。
2023年10月6日(金)公開
『アナログ』(2023)
『鳩の撃退法』(21)の、タカハタ秀太監督作。北野武(ビートたけし)が、初めて執筆した同名の恋愛小説を原作としている。出演は、二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、板谷由夏ほか。
手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナー・悟。携帯を持たない謎めいた女性・みゆき。喫茶店「ピアノ」で偶然出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をする。悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズする事を決意するが、当日、彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も。ふたりだけの“特別な木曜日”は、再び訪れるのか……。
『親の金は誰のもの 法定相続人』(2022)
『天外者』(20)の、田中光敏監督作。出演は、比嘉愛未、三浦翔平、浅利陽介、小手伸也、山崎静代(しずちゃん・南海キャンディーズ)ほか。
財産管理の弁護士・成年後見人である龍之介が、母親・満代を亡くしたばかりの大亀家の前に現れる。遺産相続や、父親・仙太郎による時価6億円の“伝説の真珠”が、娘たちの自由にならないことが発覚し、巨額な財産を巡る騒動が勃発し……。
『白鍵と黒鍵の間に』(2023)
『南瓜とマヨネーズ』(17)の、冨永昌敬監督作。出演は、池松壮亮、仲里依紗、森田剛、クリスタル・ケイ、松丸契ほか。
昭和63年の年の瀬。銀座では、ジャズピアニスト志望の博(池松壮亮)が場末のキャバレーでピアノを弾いていた。博はふらりと現れた謎の男(森田剛)にリクエストされて、“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。先輩ピアニスト・千香子(仲里依紗)、銀座のクラブバンドを仕切るバンマス・三木(高橋和也)、アメリカ人のジャズ・シンガー、リサ(クリスタル・ケイ)を巻き込みながら、予測不可能な“一夜”を迎えることに……。
『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』(2023)
TVアニメ&劇場版「ガールズ&パンツァー」シリーズを手掛けた、水島努監督作。出演は、渕上舞、茅野愛衣、尾崎真実、中上育実、井口裕香ほか。
要のあんこうチームを序盤で失うという、かつてないピンチに陥った大洗女子学園。不敵に迫りくる継続高校に対し、残ったメンバーに打つ手はあるのか? 一方、黒森峰女学園vs聖グロリアーナ女学院戦も、息もつかせぬ激戦に。自分なりの戦車道を見つけた黒森峰隊長・逸見エリカを、難敵である聖グロ隊長・ダージリンが迎え撃つ。決勝戦への切符をつかむのは、誰だ……!?
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター』(2006)
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」シリーズを手掛ける、福田己津央監督作。出演は、鈴村健一、保志総一朗、石田彰、田中理恵、進藤尚美ほか。
C.E.(コズミック・イラ)を舞台に、遺伝子調整をし、生まれながらに優れた身体能力や頭脳を持つ人間“コーディネーター”と、自然のままに生まれた人類“ナチュラル”の戦いを描いた「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ。TVアニメ「機動戦士ガンダム SEED」(HDリマスター)全48話を3部作に、その後を描いたTVアニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(HDリマスター)全50話を4部作に再構成した特別総集編、スペシャルエディション。
『アンダーカレント』(2023)
『街の上で』(19)の、今泉力哉監督作。豊田徹也による、を原作としている。出演は、真木よう子、井浦新(ARATA)、リリー・フランキー、永山瑛太(瑛太)、江口のりこほか。
家業の銭湯を継ぎ、夫・悟とともに順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪。途方に暮れていたかなえだが、一時休業していた銭湯をなんとか再開。数日後、堀と名乗る謎の男が、「働きたい」とやって来る。友人から紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに悟を捜しながら、堀と過ごす心地よい時間の中で、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。だが、あることをきっかけに、それぞれが閉ざしていた心の深層が、徐々に浮かび上がっていく。それぞれの心の底流(アンダーカレント)が交じりあったその先に訪れるものとは……。
『アントニオ猪木をさがして』(2023)
『高野豆腐店の春』(23)の三原光尋、和田圭介による共同監督作。福山雅治がナレーションを務める。出演は、アントニオ猪木、有田哲平、海野翔太、オカダ・カズチカ、神田伯山ほか。
2022年10月1日。プロレスラーの枠を超えた国民的スーパースター・アントニオ猪木が、79歳でこの世を去った。「バカヤロー!」「元気があれば何でもできる」など、猪木の放った名言の数々に勇気を貰った人も多いはず。そんな猪木の雄姿を捉えた貴重なアーカイブ映像と、猪木から力を貰った名もなき市井の男の半生を情感豊かなドラマとして描き出す。
2023年10月7日(土)公開
『LONESOME VACATION』(2023)
『東京の恋人』(19)の、下社敦郎監督作。出演は、藤江琢磨、水上京香、さかたりさ(坂田莉咲)、櫻井⾳乃、宮部純子ほか。
東京・高円寺。リーゼントでキメた私立探偵・古谷栄一の元に現れたのは、元カノ・今日子。今日子は、急逝した父親の遺品から出てきた古いフィルムに映る、若かりし父親の隣で微笑む、見知らぬ女性を探したいと言う。フィルムの残像を手掛かりに、三浦・城ヶ島を訪れた二人の、奇妙で短い調査(バカンス)が幕をあける。
『まだ君を知らない』(2023)
『トエユモイ』(21)の、福岡佐和子と、はまださつきの名コンビによる共同監督作。出演は、はまださつき、高田歩、原恭士郎、成瀬志帆、宮崎澪香ほか。
とある喫茶店に届いた忘れ物。エアコンのリモコンに、ヘアカラー⽤ブラシ、ミョウガの⾷品サンプル、スパナがくっついたこれは、⼀体誰が何のために……? ざわめく喫茶店をよそに、アルバイト・安藤杏は今⽇も⿊板にランチメニューを書く。そんな出来事を知りもしない会社員の忍静江はラーメン屋でチャーハンを頼み、もみほぐし店で働く星野源希はテレビゲームで負け続け、⼤学⽣の武部凪は恋⼈お⼿製のぶりの照り焼きを⾷べている。
『過去負う者』(2023)
『ビッグ・リバー』(06)の、舩橋淳が監督と脚本を務める。出演は、辻井拓、久保寺淳、田口善央、紀那きりこ、峰あんりほか。
受刑者向けの就職情報誌「CHANGE」編集チームは、出所者の就職と更生支援をしていた。チームの一人・藤村は、ひき逃げによる殺人罪で10年服役した田中を担当し、中華料理屋に就職させるが、キレやすい性格でトラブル続き。女子児童へのわいせつ行為で2年服役した元教師・三隅は、職に就いたとたん消息を絶つ。社会復帰に向けてもがき苦しむ元受刑者を目の当たりにした藤村らは、アメリカの演劇による心理療法・ドラマセラピーを提案。元受刑者たちと稽古を重ね、舞台「ツミビト」を公演するまでに至るのだが……。
2023年10月13日(金)公開
『春画先生』(2023)
『さよならくちびる』(19)の、塩田明彦が監督・脚本・原作を手掛ける。出演は、内野聖陽、北香那、柄本佑、白川和子、安達祐実。
”春画先生”と呼ばれる変わり者で有名な研究者・芳賀一郎は、妻に先立たれ世捨て人のように、一人研究に没頭していた。退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。やがて芳賀が執筆する「春画大全」を早く完成させようと躍起になる編集者・辻村や、芳賀の亡き妻の姉・一葉の登場で大きな波乱が巻き起こる……。
『女子大小路の名探偵』(2023)
松岡達矢監督作。本作の脚本を手がけた秦建日子による、同名小説を原作としている。出演は、剛力彩芽、醍醐虎汰朗、北原里英、今野浩喜、堀夏喜ほか。
女子大小路のバー「タペンス」で、バーデンダーのバイトをしていた大夏は、ストーカーの疑いをかけられたのをきっかけに、児童相談所の職員・秋穂と知り合う。彼女が自宅にお詫びのケーキを取りに行っている間、彼は中区の公園でコスプレの衣装を着たまま心肺停止状態の中学生・佐野あすかを発見。同じ中学の少女の死体が3日前に中区で発見されたこともあり、大夏は連続殺人事件の容疑者として連行されるが……。
『キリエのうた』(2023)
『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)の、岩井俊二が監督・脚本・原作を手掛ける。出演は、アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すず、村上虹郎ほか。
石巻、大阪、帯広、東京。歌うことでしか“声”を出せない路上ミュージシャン・キリエ、姿を消した婚約者を探す青年・夏彦、傷ついた人々に寄り添う教師・フミ、過去と名前を捨て、キリエのマネージャーを買って出る謎めいた女性・イッコ。出会いと別れを繰り返す男女4人の、13年間にもわたる愛の物語。
『ロストサマー』(2023)
1988年生まれの俳優4人からなる映像制作チーム「889FILM」のメンバー・麻美による、長編初監督・脚本作。出演は、林裕太、小林勝也、中澤梓佐、関口アナン、廣田朋菜ほか。
女性たちのもとを転々としながらその日暮らしをする青年・フユ、長年連れ添った妻を亡くしひとり生きる老人・秋、忙しすぎる夫との生活に虚しさを抱える主婦・春。地方で暮らす、季節の名前をもつ孤独な3人の男女が偶然に出会い、不器用になぐさめあう中で、自らの喪失感と向き合っていく。
『くるりのえいが』(2023)
『NO SMOKING』(19)の、佐渡岳利監督作。出演は、くるり、岸田繁、佐藤征史、森信⾏。
1996年にバンドを結成して以来、オリジナリティに溢れる新しい音楽を常に求めて活動してきたロックバンド・くるり。新作のレコーディングに密着した本作では、“くるり”という不思議なバンドの素顔、彼らの創作の秘密について初めて迫る。
『ゆとりですがなにか インターナショナル』(2023)
『舞妓 Haaaan!!!』(07)の、水田伸生監督作。出演は、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀(太賀)ほか。
“ゆとり世代”とかつて名付けられた男たちも30代半ばを迎え、それぞれ人生の岐路に立たされていた……。夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)未だ女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)Z 世代・働き方改革・テレワーク・多様性・グローバル化……彼らの前に、想像を超える新時代の波が押し寄せる! 時代は変わったが、俺たちは……どうだ!?
『白石晃士の決して送ってこないで下さい』(2023)
『ノロイ』(05)の、白石晃士が監督と脚本を務める。出演は、有川舞衣子、かいばしら、清瀬やえこ、沖田遊戯、小倉綾乃、揺楽瑠香。
ホラー監督・白石の元に、ユキ・圭介の若いカップルからの映像が送られてきた。それは幽霊が出ると噂される薄暗い廃墟で撮影されたものだった。白石がこの映像を見た後、謎の女性からいきなり、「すぐに圭介のことを調べろ」という脅迫めいた電話がかか ってくる。しかもこの女は、勝手に圭介の部屋に入り、圭介とユキを隠し撮りした映像まで送ってきた。この不可解な出来事をきっかけに、調査に乗り出す白石は調査に乗り出すが…….。
『月』(2023)
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(16)の、石井裕也が監督と脚本を務める。辺見庸による、を原作としている。出演は、宮沢りえ、磯村勇斗、長井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸ほか。
深い森の奥にある重度障害者施設。ここで新しく働くことになった堂島洋⼦(宮沢りえ)は、“書けなくなった”元・有名作家。施設職員の同僚には、作家を⽬指す陽⼦(⼆階堂ふみ)や、絵の好きな⻘年さとくん(磯村勇⽃)らがいた。そしてこの職場で洋⼦は、他の職員による⼊所者への⼼ない扱いや暴⼒を⽬の当たりにしていた。そんな理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだ。彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく……。
『鯨の骨』(2023)
『アスリート〜俺が彼に溺れた日々〜』(19)の、大江崇允監督作。出演は、落合モトキ、あの、横田真悠、大西礼芳、内村遥ほか。
結婚を間近に控えたサラリーマン・間宮は、ある日、婚約者・由香理から浮気してるとカミングアウトされて破局してしまう。自暴自棄になった間宮は、職場の後輩・松山雄司から教わったマッチングアプリに登録。唯一返信をくれた若い女性と、喫茶店で待ち合わせることになるが……。
『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』(2023)
TVアニメ『大雪海のカイナ』を手掛けた、安藤裕章が引き続き監督を務める。弐瓶勉による、を原作としている。出演は、細谷佳正、高橋李依、村瀬歩、小西克幸、坂本真綾、杉田智和ほか。
文明が衰退し雪海(ゆきうみ)に沈んだ惑星。人類は巨木「軌道樹」から広がる世界でかろうじて暮らしていた。文字が読める少年・カイナと雪海の王女・リリハは、水源となる「大軌道樹」へと向かうが、そこにあったのはビョウザン率いる独裁国家・プラナトだった。「建設者」と呼ばれる兵器を操り、人類のためとして大軌道樹の破壊をもくろむビョウザン。そして、失われた「文字」を読み解き、滅びゆく世界の謎に迫るカイナとリリハ。
『うかうかと終焉』(2023)
大田雄史が監督・脚本・原作を手掛ける。出演は、西岡星汰、渡辺佑太朗、松本妃代、三浦獠太、乃中瑞生ほか。
街中を自転車で走り抜ける若いビジネスマン・西島伸太郎は、空き地マニア。スマホの写真を確認する中で、一つの写真に手が止まる。5年前。5日後に取り壊しが決まっている古い学生寮の1室。麻雀をする美濃部軍平、児玉香奈枝、前野中吉、渡辺美月と興味なさそうに本を読む伸太郎。その日は美月の退寮記念の麻雀大会。翌日は児玉が、その次の日は中吉が寮を出ることが決まっており、一番年上の10回生・美濃部を中心とした仲の良い5人はそれぞれ、様々な後悔や悩みを抱えながら最後の日々を送る。皆、伝統にならい、寮の壁に想いをこめた落書きをしたため寮を去っていった。そして、最後まで残った美濃部と伸太郎は……。
2023年10月14日(土)公開
『サーチライト-遊星散歩-』(2023)
『餓鬼が笑う』(21)の、平波亘監督作。出演は、中井友望、山脇辰哉、合田口洸、都丸紗也華、西本まりんほか。
一見普通の女子高生・内田果歩が、病を患った母・貴子との暮らしを守るために奔走する物語。大家族を養うためにバイト生活を送る同級生・輝之はそんな果歩の事情を知って気にかけるが、果歩はやがて禁断の「JK散歩」の世界に足を踏み入れていき……。
2023年10月20日(金)公開
『愚鈍の微笑み』(2023)
『転がるビー玉』(19)の、宇賀那健一が監督と脚本を務める。出演は、田辺桃子、小出薫、森田想ほか。
森の中の小屋に集う、幼馴染のマナ、ナナミ、ユカ。いつもと変わらぬ風景。山も川も、樹々の間から降り注ぐ日の光もいつもと同じ。音楽を掻き鳴らして楽しく踊る3人だが、時よりふと不穏な空気が見え隠れするのだった。その後、3人のもとに大きな飛行機の音が近づいてきて、「早く逃げ なさい」と叫ぶ自衛隊員とすれ違う。果たして、彼女達が見せる選択とは……。
『ふまじめ通信』(2023)
『あつい胸騒ぎ』(23)の、まつむらしんごが監督と脚本を務める。出演は、宇乃うめの、植田紗々、7A、濱正悟、西本まりんほか。
都会で教師をしていた小山田久仁子(クニちゃん)は、ストレスで退職し、友達の亡くなったおじさんが所有する空き家を管理するため、地方に“Iターン”。そこでクニちゃんは、お医者さんから言われた「もっとうまく、ふまじめに生きなさい」という格言めいた言葉を思い出し、まじめな性格とは真逆の、「ふまじめ通信」という音声番組をなんとなく始めてみる。その番組から流れてくるのは、クニちゃんが出会った人々の、ちょっぴり間抜けでちょっぴりもの哀しい“ふまじめ”なエピソードだった。
『リゾートバイト』(2023)
『きさらぎ駅』(22)の、永江二朗監督作。出演は、伊原六花、藤原大祐、秋田汐梨、松浦祐也、坪内守ほか。
2009年に「ホラーテラー」(怖い話投稿サイト)に初投稿後、「2ちゃんねる」に再投稿され話題を呼んだネット怪談が、待望の実写化。大学生・内田桜(伊原六花)は、引っ込み思案な性格のため周りと溶け込めない日々を過ごしていた。そんな桜を見かねた幼馴染・真中聡(藤原大祐)は、同じく幼馴染・華村希美(秋田汐梨)と共に旅行を兼ねて、とある島にある旅館のリゾートバイトに誘うが……。
『おまえの罪を自白しろ』(2023)
『舞妓 Haaaan!!! 』(07)の、水田伸生監督作。真保裕一による、を原作としている。出演は、中島健人(Sexy Zone)、堤真一、池田エライザ(ELAIZA/池田依來沙)、山崎育三郎、中島歩ほか。
政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司(中島健人)は、建築会社を設立するも倒産し、あえなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎(堤真一)の秘書を務め、煮え切らない日々を送っていた。ある日、一家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐される。 犯人からの要求は「記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫。権力に固執し口を閉ざす清治郎に対立する晄司は、タイムリミットまでに罪に隠された真相を暴き、家族の命を救うことができるのか!?
『北極百貨店のコンシェルジュさん』(2023)
TVアニメ『ボールルームへようこそ』(17)の、板津匡覧監督作。⻄村ツチカによる、を原作としている。出演は、川井⽥夏海、大塚剛央、飛田展男、潘めぐみ、藤原夏海ほか。
新⼈コンシェルジュとして秋乃が働き始めた「北極百貨店」は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店。⼀⼈前のコンシェルジュとなるべく、⽇々奮闘する秋乃の前には、あらゆるお悩みを抱えたお客様の姿が。中でも“絶滅種”である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)のお客様は、⼀癖も⼆癖もある個性派ぞろい。⾃分のため、誰かのため、様々な理由で「北極百貨店」を訪れるお客様の想いに寄り添うために、秋乃は今⽇も元気に店内を駆け回る。
2023年10月21日(土)公開
『消えない灯り』(2023)
『40万分の1』(18)の、井上博貴が監督と脚本を務める。出演は、織田美織、金澤美穂、宍戸美和公、塩顕治、北浦愛ほか。
過疎化が進み、空き家の数も多くなってきた地方都市。かつてその街に住んでいた主人公・茉莉は亡くなった父親の遺産として実家を譲り受けることになり、売却処分することを決めていたが…….。 現在、そして来たるべき日本社会が抱える空き家問題をモチーフに、娘と亡き父の心の交流を描いたヒューマンドラマ。
『道で拾った女』(2023)
『れいこいるか』(19)の、いまおかしんじ(今岡信治)が監督と脚本を務める。出演は、浜田学、佐々木心音、川上なな実、永井すみれ、東龍之介ほか。
トラック運転手・春日部⻯平(浜田学)は、ある日公園で襲われている女性・のぞみ(佐々木心音)を助ける。訳あって一年前に家を出て、今は住む家もなくホームレスをしているというのぞみに、「バイトしないか、一日5000円出す。このトラックに乗ってくれるだけでいい」と⻯平は声をかける。道中様々な人々と遭遇しながら、移動を続けるうちに互いの事情を知っていくふたり。 拾われた女と、捨てられた男。行き場のないふたりがたどり着くのは……。
2023年10月27日(金)公開
『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』(2023)
『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』(20)の、田口智久監督作。出演は、片山福十郎、野田順子、ランズベリー・アーサー、高橋直純、朝井彩加ほか。
お台場とデジタルワールドを行き来した冒険の日々から10年が過ぎた2012年。ある日、突如巨大なデジタマが東京タワー上空に出現し、世界中へメッセージが発信される。世界がその動向を注目する中、大輔たちの前に欠けたデジヴァイスを持った青年・大和田ルイが現れる。選ばれし子ども誕生の裏側には、幼いルイのたった一つの願いが隠されていた……。過去そして現在、全てが繋がった時、デジモン史上最大の危機が訪れる。大輔たち02チームが選んだ道とは? 今再び、大人になった選ばれし子どもたちが出動する!
『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』(2023)
『ハローグッバイ』(16)の、菊地健雄監督作。出演は、辰巳雄大、浜中文一、小西桜子、筒井真理子。
長い眠りから目覚めた主人公・草介(辰巳雄大)は、記憶喪失になっていた。何も語ろうとしない光蔭(浜中文一)とともに普通の人間として暮らし始める中、カウンセラーとして生きる水島(筒井真理子)のアドバイスで、繰り返し見る自分の夢を舞台にすることに。その舞台のオーディションにヒロイン候補として現れる舞。(小西桜子)自分が何者かわからない草介は芯の強い舞に惹かれる。舞台の本番が近づく中、楽しい時間を過ごす3人。一方で、舞の正体を疑う光蔭は複雑な感情を抱いていた。3人の身の回りで起こる不可解な殺人事件。隠さねばならない草介の「正体」。舞が背負っている因縁と彼女に残された30日間。逆らえない運命に翻弄される彼らが選んだ答えとは……。
『こいびとのみつけかた』(2023)
『まともじゃないのは君も一緒』(20)の、前田弘二監督作。出演は、倉悠貴、芋生悠、川瀬陽太、奥野瑛太、高田里穂ほか。
植木屋で働き、一人で妄想している変わり者・トワは、コンビニで働く園子に恋をする。なんとか彼女と話したいと思ったトワは、コンビニの前から木の葉を並べて彼女をおびき寄せようとする。周りは当然、そんな幼稚な方法でくるわけがないとからかうが、彼女はその木の葉の道を辿って、トワの元へやってきた。 園子もまた、風変わりな女だった。周りに溶け込めない2人は仲を深め、次第に2人だけの世界を作っていくが……。
『アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1章』(2023)
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(19)の、まんきゅう監督作。出演は、関根瞳、近藤玲奈、峯田茉優、礒部花凜、菅沼千紗ほか。
「アイドルになって、新しい世界を見てみないか?」偶然の出会いから背中を押され、櫻木真乃は、アイドルの世界へと一歩を踏み出す。283プロに入った真乃が出会ったのは、同じくアイドルを目指す、風野灯織、八宮めぐると言う2人の仲間だった。
『唄う六人の女』(2023)
『ミロクローゼ』(12)の、石橋義正が監督と脚本を務める。出演は、竹野内豊、山田孝之、水川あさみ、アオイヤマダ、服部樹咲ほか。
『愛にイナズマ』(2023)
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(16)の、石井裕也監督作。出演は、松岡茉優、窪田正孝、池松壮亮、若葉竜也、佐藤浩市、仲野太賀(太賀)ほか。
夢だった映画監督デビューを⽬前に控えた折村花⼦(松岡茉優)は、気合いに満ちていた。空気は全く読めないが魅⼒的な舘正夫(窪⽥正孝)と運命的な出会いを果たし、ようやく⼈⽣が輝き出した⽮先、卑劣なプロデューサーに騙され、花⼦は全てを失う。ギャラも貰えず、⼤切な企画も奪われた。闘うこと誓った花⼦が頼ったのは、10年以上⾳信不通だった“どうしようもない⽗(佐藤浩市)と兄たち(池松壮亮・若葉⻯也)”。正夫と家族を巻き込んだ花⼦の思いもよらない反撃が始まる!
2023年10月28日(土)公開
『海鳴りがきこえる』(2023)
『自然と兆候 4つの詩から』(15)の、岩崎孝正が監督と脚本を務める。出演は、中村守里、内村遥、指出瑞貴、川瀬陽太、木村知貴ほか。
元写真家・理子奈は、子育てに追われる毎日を過ごしている。東北の被災地出身の彼女は、震災で家族が離散した過去があったからか、理想的な家族を作ることに執着しているが、夫とぶつかり、噛み合わない日々が続いていた。そんな折、父親のように慕っていた写真家・浩志が、緊迫した情勢のベラルーシに難民取材に行くことに。様々な苦悩のなかで、自分がすべきことは何かと自問しながら、彼女は東北の被災地へ車を走らせていく……。
(C)2023「アナログ」製作委員会(C)T.N GON Co., Ltd.(C)2022「法定相続人」製作委員会(C)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会(C)GIRLS und PANZER Finale Projekt(C)創通・サンライズ(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会(C)2023 映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会(C)「LONESOME VACATION」製作委員会(C)2023「春画先生」製作委員会(C)2023映画『女子大小路の名探偵』製作委員会(C)2023 Kyrie Film Band(C)映画「ロストサマー」(C)2023「くるりのえいが」Film Partners(C)2023「ゆとりですがなにか」製作委員会(C)「白石晃士の決して送ってこないで下さい」プロジェクト(C)2023『⽉』製作委員会(C)2023『鯨の骨』製作委員会(C)弐瓶勉/東亜重工開拓局(C)「うかうかと終焉」製作委員会(C)2023 「サーチライト-遊星散歩-」製作委員会(C)春巻号(C)ふまじめ通信(C)2023「リゾートバイト」製作委員会(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会(C)2023⻄村ツチカ/⼩学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会(C)パロマプロモーション(C)2023レジェンド・ピクチャーズ(C)本郷あきよし・東映アニメーション(C)僕らの千年プロジェクト(C)2023映画『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』製作委員会(C)JOKER FILMS INC.(C)2023「唄う六⼈の⼥」製作委員会(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会(C)2023 TIMEFLIES Inc.
※2023年9月26日時点の情報です。