シリーズ初見の人にこそオススメしたい!物語シリーズ前日譚『傷物語I 鉄血篇』

邦画・洋画、ジャンルを問わない映画好き

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1月8日より、作家西尾維新による大人気小説シリーズである<物語>シリーズのアニメ化最新作『傷物語I 鉄血篇』が劇場公開されました。

傷物語

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シリーズファンは間違いなくもう劇場に足を運んでいるであろう今作ですが、ファン以外の方から興味はあるけれど見る気が起きないという声もチラホラ聞こえてきます。

そこで今回は「そもそも<物語>シリーズって何?」「沢山シリーズがあるし今から入るのはちょっと……」などシリーズファン以外の方から聞こえる疑問や不安の声を払拭し、シリーズ初見の方にこそオススメしたい理由を紹介していきたいと思います!

あらすじ

高校3年生を迎える春休み、阿良々木暦は両手両足を切断され瀕死の状態の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会う。

助けを懇願するキスショットを見捨てることが出来ず、己を捧げた阿良々木は吸血鬼として復活する。それがここから始まる<物語>の序章とも知らずに……。

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そもそも<物語>シリーズって何?

<物語>シリーズとは、西尾維新による『化物語』から始まる小説シリーズ及びそのアニメ化作品の事を指します。

この<物語>シリーズはアニメ化されたものだけでも『化物語』『偽物語』『猫物語』『傾物語』と以降もまだまだ続きアニメ放送話数で言えば50話を遥かに越える人気シリーズです。

西尾維新らしい巧みな言葉遊びからなる台詞回しや物語展開、アニメシリーズでは細部まで作りこんだ独特な演出が話題を呼び、圧倒的な人気を誇る大人気のシリーズとなりました。

通常では考えられない現象、通称「怪異」に遭遇し、巻き込まれてしまう主人公・阿良々木と少女たちが自身の「弱さ」を克服し「怪異」と対峙する、今まで何を捨てて生きてきてそしてこれから何を選んでいくのか。アニメと侮っているとびっくりするほど深い作品でもあります。

(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

『傷物語』は初見の方にも入りやすい前日譚

時系列が目まぐるしく変化する<物語>シリーズですが、今回劇場版として3部作でアニメ化された『傷物語』はシリーズの時系列としては最初に位置づけられる全ての始まりの作品

「今から入るのはちょっと……」という方にもご安心!むしろ一番最初の作品である『化物語』で当然のように登場する何人かの登場人物や設定を詳しく語る今作は、シリーズに入るのにぴったり。

普通の高校生である阿良々木暦の吸血鬼との出会いと、自身に訪れる最大の変化を前に阿良々木の身体と心はどう変化していくのか、シリーズ未見の方だからこそ先の読めないこの<物語>を100%楽しめるとも言えます!

『傷物語』今後の展開

前述のとおり『傷物語』は3部作構成。現在公開中の『傷物語I 鉄血篇』の後に今夏公開の『傷物語II 熱血篇』、そして公開日未定の最終作『傷物語III 冷血篇』へと進み『傷物語』が完結します。

劇場版ならではの圧倒的映像美と1作60分というあっという間に過ぎる時間を「怪異」と出会い、「人」と出会い変わっていく阿良々木暦と共に味わってみてはいかがでしょうか。

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※2021年6月24日時点のVOD配信情報です。

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  • たも
    3
     心より楽しみにしていた本作、アニメシリーズの良さを際立たせる作品でした。劇場版ということで気合いの入っているであろう背景にCGをふんだんに使ってお金かけてます感の強い作り込まれ方ではあった。  ファンとしては、既存のアニメに忠実にするか、それを上回る世界観を望んでいたと思うけど、個人的にはアニメシリーズには及ばないと感じた。  多分アニメシリーズは群像劇に力を振ってた分、映像や動きに力を入れようとした結果がこの作品なんだと思う。そのせいか間の取り方が絶妙に心地よくない。良さを取り込もうとして上手く噛み合ってない感が否めない。スピード感があって良かったシーンもあったけど。  羽川翼との馴れ初めっていうめちゃくちゃ重要なシーンもこの作品で初めて登場したけどなんとも腑に落ちなかった。羽川翼らしさを感じなかった。ヒョコみたいな効果音と共に再三振り返って顔を赤らめて手を振る文字にすると結構ヤバいけどとにかくらしくない。可愛いけどあんな可愛さは羽川翼に求めていない。  らしくなさで言えば阿良々木くんもやたらと瞳孔が開いて走り回ってた印象が残ったけどあれほど腹の据わってない阿良々木くんは阿良々木くん要素を変態と頭のアンテナを残して無くしてしまうくらいらしくないと感じた。不死身なんて無くても正義に従順で、突発的に目の前の人を助けてしまうのが阿修羅木さんの良いところのはずなのに。失礼、噛みました。  この作品の良いところは全てのシーンにリアリティのある背景が付いてるのが新鮮なところと、そういえば忍野メメのアクションシーンもとってもレアで少し感動した。  総括すると全体的に雰囲気は悪くはなかったと思うけど、主要キャラの余計な改変と間の取り方が満足いかなかった。シリーズの2作目、3作目と段々クオリティが落ちていってファンが落胆する映画と似た心持ちか。なにかとは言わないけど。  熱血と冷血で盛り上がることに期待。
  • Luna
    -
    人におすすめはしない けど私は大好き
  • アニヲタですけども
    -
    記録ですわー。
  • ちゃみ
    -
    記録☺︎
  • あたるち
    -
    アニメ2周目として初見。
傷物語I 鉄血篇
のレビュー(7034件)