酸いも甘いもある人生のようなかき揚げ『歩いても歩いても』【映画を観ながら食べたいレシピ】

映画は人生のおいしいレシピ

さわのめぐみ

歩いても 歩いても

歩いても歩いても

おばあちゃんの家で過ごすある一家の夏休み。なんでもない日常の風景のはずなのにどこかノスタルジックな感情を抱く方も多いのではないでしょうか?

思い出の品や思い出の会話、ふとした時に両親の老いを感じるシーンなどとてもリアルに描かれています。映画『歩いても 歩いてもの中には、たくさんのおいしそうなごちそうが登場しますが、その中でも夏に試して頂きたいレシピをご紹介します。

苦味と辛味のとうもろこしのかき揚げ

歩いても歩いても

【材料】
<A 具材>
ともろこし 1本
ゴーヤ 1/2本
玉ねぎ 1/4個
パクチー 5本(苦手な方はなくてもOK)

<B てんぷらの衣>
薄力粉 40g
片栗粉 10g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
水 60g
塩 ひとつまみ
揚げ油 適量

<C カレー塩>
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ2

【作り方】
1 Aの具材を用意します。とうもろこしは芯から実を手でほぐします。ゴーヤは1cm角にカットします。玉ねぎは薄切りにします。パクチーはざく切りにします。
2 揚げ油を180℃に温めておきます。その間にBのてんぷらの衣を作ります。ボールにBのすべての材料を入れ混ぜ合わせます。
3 揚げ油が温まったらAの具材とBのてんぷらの衣を絡ませ、テーブルスプーンですくい、揚げ油の中に落としていきます。油がはねないように気をつけながら行っていきましょう。
4 ほんのりきつね色になったら取り出し、お皿に盛りつけます。カレー塩を添えて出来上がりです。

レシピの経緯

劇中にも登場するとうもろこしのかき揚げ。子どもや孫にたくさんの料理でもてなすおばあちゃんが作る料理はどれもお腹が空いてきます。その中でも印象的なシーンがこの「とうもろこしのかき揚げ」をつくるシーンですが、人生ってとうもろこしみたいに甘いだけではありませんね。ゴーヤの苦味とカレー塩のスパイシーさがアクセントの夏の味を提案しました。

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  • ふふふ
    4
    何も起こらないけど、脚本が秀逸なのでは?と思った作品。
  • 上K
    3.9
    家族の中にあると言われる、いわゆる「無償の愛」ってどんなかね。 身内に悪態をついたとして、それが「愛ゆえだ」とも言い切れなかったり。また、何かしてあげたのに相手に感謝されなかった事に不満を抱いたり。 とはいえ、そんな心の動きが全く意味のないものとも思えない。どうあるべき、という次元のものじゃないかもしれない。 ラストの階段には色々思わされた。年取ってから観直すのが楽しみ。
  • はちべー
    4.6
    ドラマ「結婚しない男」が大のお気に入りなので、阿部さん夏川さんコンビが見れたのがまず嬉しかった。 もう何度観たかわからない。 何気ないシーンに発見があるので飽きないのだ。 面白い物語ではないのに、また観たくなるから不思議だ・・・。 階段の景色が好きかな。 私にとって、味がなくならないスルメような作品である。 2012/10/28
  • 38
    -
    やっぱり樹木希林さんは天才だった。
  • ちちうえ
    4.5
    長男を海の人名救助の事故で亡くした一家がその命日に集まった2日間の物語 何気ない日常の会話のやさしさやとげとげしさ、そして料理の場面のおいしそうなこと。ドラマチックな展開がなくてもこれだけのクオリティの映画ができるのは脚本・監督の是枝裕和の才能だろう。 原田芳雄の元開業医と阿部寛の次男の確執や、両親の家を2世帯住宅にして自分たちも住みたいYOUが演じる長女のエピソード(「死んだ兄さんが老後の面倒見るわけじゃないんだから」というセリフがおかしい)もいいが、強烈な印象を残すのは樹木希林が演じる原田芳雄の奥さんで、料理上手で明るくしっかり者だが、言いたいことをずけずけ言って時々怖い発言もある。 長男の人命救助で助かった青年(よしお君)は毎年線香をあげに来るが太っていて今はフリーターをしている。阿部寛の「呼ぶのやめようよ。つらそうじゃない」という発言に対する樹木希林の「だから呼んでるんじゃないの。十年やそこらで忘れられちゃ困るわよ。」「あのこ(よしお君)にも年に一度ぐらいつらい思いをしてもらってもバチはあたらないでしょう」という発言がすごい。確かに助けてもらったことには違いないが、おそらくは長男が自分の意志で助けたのであって、長男に感謝することは必要だが、その家族に「忘れるな」と強要されたり、つらい目にあわされることは普通に考えたら理不尽極まりない。 もしも助けたよしお君がイケメンのエリートだったら全然違う態度になるのだろうか? 他にも、夏川結衣が歌謡曲が聞きたいといた時に愛人の家で原田芳雄が歌っていた「ブルーライトヨコハマ」(この歌詞の“歩いても歩いても”が映画のタイトル)を流したり、阿部寛の再婚相手の夏川結衣に子供を作るのを「やめといた方がいいかもしれないわね、残念だけど」とずけずけ言うわで、実際に自分の家族には絶対にいてほしくないキャラクター。樹木希林名演技 ただし東京に愛人を囲えるぐらいの収入があった開業医の奥さんにしては庶民的すぎる感じ。 阿部寛、夏川結衣、原田芳雄など出演者は皆好演。 3人の子供たちが一緒に遊びながら距離感を近づけていく姿の自然な演出、演技も素晴らしい。遊んでいる子供たちの足元の大人のサンダルなど描写も細かい。 阿部寛の「いっつもこうなんだよな、ちょっと間に合わないんだ」というセリフは誰もがなんとなくすべてが上手くいかない時につぶやきたくなる言葉 ゴンチチの暖かいギター音楽も良かった。 クライテリオン版ブルーレイで鑑賞 是枝監督のクライテリオンコレクションに最初に入れる作品の選択がこの「歩いても歩いても」というのが渋い
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