2017年も残すところあとわずか。今年もたくさんの映画が公開されました。
2017年に日本国内で公開された映画はおよそ1,200本! みなさんはそのうちの何作品をご覧になったでしょうか。
FILMAGAでは、各界の著名人や有識者に「2017年私のNo.1映画」を伺いました!
あのひとやこのひとの心に残った作品は? 本日から年末にかけて、ゆっくりじっくり紹介していきます。
第10回は「芸能編」。エンターテインメントの世界で活躍するひとたちは、どんな映画を選ぶのでしょうか?
メガネ男子萌えの心を掴む
辛酸なめ子さん
(漫画家・コラムニスト)
■プロフィール
東京都生まれ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。近著は『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)『おしゃ修行』(双葉社) 『魂活道場』(学研)など。
スノーデン
1月公開で記憶が薄れがちですが、現代のヒーローをリアルに描いた『スノーデン』は、アクション映画よりもスリリングで、情報を持ち出すシーンなどにドキドキしました。主人公・スノーデンのメガネが、料理の蒸気で曇るシーンなど、メガネ男子萌えの心も掴む作品です。
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新刊「魂活道場」が出ました。よろしくお願いいたします。
小5ぐらいから道徳の時間に観たらええと思う。
井下好井 好井まさおさん
(芸人)
■プロフィール
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。井下昌城とのコンビ「井下好井」のボケ担当。Netflixオリジナルドラマ「火花」などに出演し、俳優としても活躍。
ラ・ラ・ランド
デイミアン・チャゼル監督またジャズやん。 一瞬でもそう思った自分の背中蹴りたい。今年はやっぱり『ラ・ラ・ランド』。 オープニングの長回しからのタイトル出しがたまらんかった。何回撮り直したんやろうと思いながら観てまう。気持ち良すぎて3回映画館で観た。『セッション』とはまた違う角度で心を弄ばれ甘酸っぱいフリからしっかり現実を叩きつけられた。ラブシーンていうラブシーンないし小5ぐらいから道徳の時間に観たらええと思う。
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新宿バティオスにてトークライブ「ご報告があります」を開催!
12月30日(土)18:45開場 19:00開
ただひたすらかっこ悪い本当の17歳。
牛丸ありささん
(アーティスト)
■プロフィール
2013年結成、大阪寝屋川出身の「yonige」。牛丸ありさ(Vo, Gt)、ごっきん(Ba, Cho)の2人からなる日本語ロックバンド。
キングス・オブ・サマー
17歳の少年たちが経験した一夏の物語。青春を美化するでもなく、大人視点のセンチメントやノスタルジーを持ち込むでもない、ただひたすらかっこ悪い本当の17歳。プロモーションビデオみたいにワクワクするような映像もグッとくるポイントです。
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2017年9月にリリースしたメジャー1stアルバム「girls like girls」が発売中。全国ツアー、東名阪ワンマンライブを2月に行う。
yonige official
自分もそうであれと元気になれる
間宮優希さん
(ラジオDJ)
■プロフィール
ラジオを中心に、各ジャンルで司会・MCとして活動。現在は「FM-FUJI(山梨)」「@FM(愛知)」で、レギュラーDJを務めている。
ドリーム
Filmarksの「期待度ランキング」で気になって観ました。日本ではあまり感じない「人種差別」がライトに描かれているので、理解しやすく、観やすい。黒人女性たちの、虐げられても凛とした生き方を貫き、NASA職員でありながら、しっかり家事もこなす女性の姿は、自分もそうであれと元気になれるものでした。加えて、ラジオDJとしては「ファレル・ウィリアムズ」のサウンドがベストマッチで心地よかった。
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FM-FUJI「Saturdays!」毎週土曜日 16:00~19:00 ラジオDJ
@FM「Radio Freaks」毎週水曜日 13:00~16:00 ラジオDJ ほか、イベント/セミナーMC・冠婚葬祭司会・ナレーションなど担当
U-MA(ユーマ)
(C)2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.、(C)2016 Twentieth Century Fox、(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.、(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.
※2022年3月7日時点のVOD配信情報です。
2017年私のNo.1映画
- 第1回:2017年私のNo.1映画 年末連載スタート!
- 第2回:映画監督編〜頭を殴られたようでした〜
- 第3回:Filmarks編〜映画を感じる悦びを与えてくれた〜
- 第4回:映像クリエイター編〜人物たちの想いが共振し、反転し、成長するという映画的高揚感〜
- 第5回:映画メディア編〜「映画愛だ」「いや偽物だ」〜
- 第6回:メディア編〜何があっても人生は奥深く美しい〜
- 第7回:動画配信編〜わたしたちの青春時代が完結したような気がした〜
- 第8回:映画人編〜こんな人生を演じてみたい〜
- 第9回:TSUTAYA編〜「恋」は人を変える〜
- 第10回:芸能編〜小5ぐらいから道徳の時間に観たらええと思う〜
- 第11回:俳優編〜観ていて心がギュッとなる〜
- 第12回:劇団EXILE 町田啓太編〜この微妙な空気感。でも、そういうのって、たぶんあるよな〜
- 第13回:経営者編〜「忖度」が流行語にもなるご時勢にアンチテーゼを想起する〜
- 第14回:AI編〜Google Homeの2017年マイベストムービーは果たして!?〜