【Filmarksの人に聞いてみた Vol.10】今年いちばん面白かったアニメって?Filmarks社員に「2022年ベストアニメ」をきいてみた。

Filmarksを運営する社員に、映画やドラマ、アニメに関する「偏愛」やオススメを聞いてみる企画。第10回目は、Filmarksの社員5名に「2022年一番面白かったアニメ」を聞いてみました。

Filmarks社員の「2022年ベストアニメ」は?

Filmarks 野田さんのベストアニメ:
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

あらすじ:西暦2011年、アメリカ・フロリダ州 恋人とのドライブ中、交通事故に遭遇した空条徐倫は、罠に嵌められて15年の刑期を宣告される 収容されたのは、州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所――別名「水族館」 絶望の淵に立つ徐倫だったが、父から託されたペンダントを手にした時、彼女の中で不思議な力が目覚める ”この世には死ぬより恐ろしい事があって、それがこの刑務所で起こっているのは確実なんだ” 徐倫の前に現れた謎の少年からのメッセージ 次々と起こる不可解な出来事面会に訪れた父・空条承太郎から語られた恐るべき真実、そしてDIOという名前… 果たして空条徐倫は、この刑務所という「石作りの海」から自由になることができるのか? そして、100年以上に及ぶジョースター家とDIOの因縁に終止符を打つ、最後の戦いが始まる!!

野田:原作が好きで、アニメ化を楽しみにしていました。6部はスタンドの能力がさらに複雑になっているのですが、アニメになることでそのあたりの理解もしやすくなった気がします。今回の主人公は、ジョジョシリーズの中でも人気の高い承太郎の娘、徐倫(ジョリーン)というキャラクターなのですが、ラッシュ時のセリフや口癖などで「親子だな〜」っと感じられる演出がかなり好きです。そういう小ネタも含めて、かなりアツい! そして、登場するキャラクターたちもみんな個性があって魅力的です。それぞれに考えがあって、信念と覚悟があるのも、シリーズを通して好きな点の一つです。アニメとしても完成度すごく高いと思うので、まだ未見の方はチェックしてみてください!

Filmarks 後藤さんのベストアニメ:
機動戦士ガンダム 水星の魔女

あらすじ:A.S.(アド・ステラ)122―― 数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代。 モビルスーツ産業最大手「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」に、辺境の地・水星から一人の少女が編入してきた。 名は、スレッタ・マーキュリー。 無垢なる胸に鮮紅の光を灯し、少女は一歩ずつ、新たな世界を歩んでいく。

後藤:ガンダムが好きなので見始めたのですが、これまであまりなかった学園要素があったりと、令和のオリジナルガンダムとして色々チャレンジしてる感じが良いです! これまでガンダム見てなかった層も見てる印象です。娘の会社設立に父親がドヤ顔と捨て台詞を吐いて3%だけ出資するシーンがツボでした(笑)。あと別作品ですが、今年放送された86の最終回エピソードは近年では一番感動した神回でした。

Filmarks 星さんのベストアニメ:
モブサイコ100 III

あらすじ:何かが「100」になったとき、爆発する少年・モブ。外見はいたって普通だが、実は強力な超能力の持ち主。
師匠であるインチキ霊能力者・霊幻新隆が営む霊とか相談所で厄介な依頼を手伝う日々の中、フツーの青春を願うモブに平穏な日は訪れるのか?青春を原動力に超能力が暴走する!

星:超能力者であること以外は全てイマイチな主人公・茂夫(モブ)が、師匠や仲間たちと一緒に青春したり、人や街を救ったりするギャグアニメです。シーズン3である今期では、茂夫自身の進路や、別れ、恋愛などを巡ってストーリーが展開していきます。

最初は流し見程度のつもりで観始めたのですが、テンポもよくキャラクターも魅力的で、今期をきっかけにシーズン1から一気見してしまいました。冴えなくて冗談の一つも言えないモブですが、分け隔てない優しさと誠実さでどんどん周りがモブに惹きつけられていく様が、ギャグアニメなのにほんわかする気持ちにもさせてくれます。 そして、アクションシーンの作画が迫力満点でかっこよすぎます! 超能力を使うモブのギャップにキュン……。年末まったりタイムのお供にぜひ!

Filmarks 久松さんのベストアニメ:
異世界美少女受肉おじさんと

あらすじ:おっさんと元おっさん美少女の、絶対に惚れてはいけない異世界ラブコメディー!

久松:元々原作も読んでいたのですが、アニメ1話の放送時に原作者のYouTubeチャンネルで同時視聴をやっていて、そこで見たのが直接のきっかけです。32歳のおじさんが美少女になってしまったというシチュエーションがまずおかしいのですが、幼馴染み(こちらはおじさんのまま)が一緒についていくというのが新しいです。まるでRPGのようなちょっと変わったファンタジー世界で繰り広げられる冒険譚として、肩の力を抜いて楽しめました。原作の独特のギャグセンスがうまくアニメ化されていたのも良かったです!

Filmarks 清水さんのベストアニメ:
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~


あらすじ:誰もが本を読める世界へ――!  神殿の青色巫女見習いになったマインは、ルッツやトゥーリ、孤児院の子供たちと共に、子供用の聖典絵本を作った。マインの本への情熱は高まるばかり。ヨハンやハイディにグーテンベルクの称号を与え、次なる目標・活版印刷を目指す。だが、そんなマインの行く手に暗雲が立ちこめる。強大な魔力と不思議な知識をもつマインに利用価値を見出した貴族や、マインに恨みをもつ貴族が、マインを密かに狙っていたのだ。安全のため、マインには護衛騎士がつくことになった。さらに、フェルディナンドはマインに、貴族であるカルステッドの養女になるようにと命ずる。それはマインの身を守るための命令だったが、大切な家族と離れたくないマインは受け入れることができない。そんな中、マインの家族に新しい命が誕生する。エーファがカミルを出産。マインは姉となったのだ。そして、神殿では身食いの捨て子、ディルクを育てることに。側仕え見習いのデリアはディルクを家族同然に可愛がるようになる。守りたいものが増える中、マインを狙う魔の手はすぐ近くまで迫っていた。マインはどうなってしまうのか!?

清水:アニメ1期を観て、そこから原作小説を読んで大好きな作品になりました! まずは3期アニメをやってくれたことに感謝です……! 平民だった主人公のマインが、大好きな本と自身の持病をきっかけに青色神官になったところから物語が始まります。神話で世界の輪郭を知り、本作りや貴族との出会いで急速に視界が広がっていく様子にとてもワクワクします。その世界があるとしか思えないほどの緻密な世界設計とキャラクターの作り込みが魅力的で、主人公がまっすぐに好きなことを貫く姿勢に影響されて周りも変化していくところが胸熱ポイントです!

好きなことや家族との繋がりを模索する主人公に胸を打たれ、最終回では涙がとまりませんでした。原作既読の方にも伏線的に楽しめる要素が詰まっていると思います! アニメは入り口として最適で、小説をよむと映像と声が脳で響くのでオススメです。読了してまだ3年ほどしかたっていませんが、いまでも週に何度も「本好き〜」のことで頭がいっぱいになってしまいます。

【Filmarksの人に聞いてみた】連載

※2022年12月19日時点での情報です。

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